富良野市博物館
10月1日、富良野市博物館を会場に、富良野近辺の教職員の皆様を対象とした「デジタルマップ作成ワークショップ」を実施いたしました。本ワークショップは、博物館という地域資源を活用し、「デジタルツールの効果的な使い方」「探究学習の一連のプロセス」「地域資源の授業への取り入れ方」という3つの視点を体験的に習得していただくことを目的としました。まずは各チームに分かれ、館内での探究活動を実施。収集した情報を基に、デジタルマップの作成に移りました。Canvaの共同編集機能を用いて、「全体マップ」と「探究の成果(考察ページ)」を作成。学びをデジタルで整理するプロセスを体験していただきました。最後に、各チームのデジタルマップを発表いただきました。どちらも、先生方の視点や工夫が光る素晴らしいマップでした。(記 沖永)
常設展j室1階テーマ3「富良野の開拓」」の稲作に関する農具の使い方を実演する動画を作成しました。山部小学校に協力いただき、6年生の稲作体験の田植え・脱穀の授業を見学・撮影させていただいたものです。近日中に展示室内のQRコードから閲覧できるようになりますので、ぜひご覧ください。
山部小学校1・2年生は毎年、山部自然公園・太陽の里キャンプ場周辺の森や草原をフィールドに自然学習をしています。今年もボランティアの小笠原繁雄さんや当館学芸員を講師に学習しました。周辺の草花や昆虫たちに親しんだあと、お弁当を食べてから虫とりをたのしみました。クスサンって触れるだよというと、多くの児童がものおじせず触ってくれました。去年しかけた巣箱の様子はを見てみると、モモンガの巣材がつまっていました。お弁当のあとは思い切り虫とり小さな虫とり網なのに、みんな上手に捕まえていました。
今年も山部小学校の1・2年生が総合学習で国友農園さんを訪問し、3回の学習を行いました。国友さんご夫妻や小笠原さんなどボランティアの皆さんが支えてくれている活動です。国友農園さんは主にワインぶどうを育てている農家さん。場所は芦別岳の麓にほど近くです。最初に活動した6月11日は、まず各自が「ともだちの木」を選びました。それぞれが決めた果物の木の花やまだ青い実を見て観察し、気づいたことをスケッチします。フサスグリ、つまんでみると・・・かたくて酸っぱい!ハスカップ・・・青いけれど、とんがった形はもう少しで食べられそう。ブルーベリーナシ、白い大きな花ブドウはまだまだつぼみ◆2回目の活動日、7月4日は雷レーダーが鳴りっぱなし。残念ながら現地で中止としましたが、ちょうどどっさりとなっていたサクランボをいただくことができました。改めて7月11日に再訪問。新聞紙に包まれたナシも大きくなっているのがわかります。真っ赤に熟したフサスグリ、いただきま〜す。ブルーベリーやハスカップも食べることができました。◆最後の活動日の10月20日。スケッチや気づいたことをワークシートに書いた後はごちそうが待っています。この日はブドウが主役。よ〜く熟していて美味しい!「おいしくできて子供たちに食べてもらうことができてよかった」と国友さんは安心した顔。ずっと気にかけて育ててくださって感謝の言葉もありません。アロニアはちょっと不思議な味。でも栄養満点。ナシも立派になりました。たくさん食べていたけれど、給食はちゃんと食べられたかな?
富良野西中学校から3人の生徒が職業体験に来てくれました。最初はガイダンスと館内見学。館内を巡っていくと、様々な活動をしている利用者の方々に出会いました。皆さん温かく迎えてくれて、やっている作業に加わらせてもらえることもありました。これは織物製作をしている「アートいとあや」の皆さんから織り機の使い方を教わっているところです。見学の後はいよいよお仕事。3月に根室線の一部が廃線・山部駅と布部駅が廃駅となり、それに伴い受領した大型の鉄道の資料が多数ありますが、これを洗うの最初の作業です。次に資料の写真を撮影しました。この写真はこの後行う登録作業にすぐ必要になってきます。お昼ごはんの後は、屋内で3つの作業を順番に体験しました。�(儼繕櫃虜僚姑△鼎�り(何だこのへんてこな生き物は?)と観察してくれていますね。��午前中に洗った資料をパソコンで台帳に登録��植物のさく葉標本を台紙に貼り付け短い時間でしたが、ぎゅっと凝縮した博物館の仕事を味わってもらいました。それぞれの夢に向けて頑張ってくださいね!
森林学習サポーターのスキルアップ研修を10月12日に開催しました。今回のお題は、インタープリテーション研修 。森林学習プログラムに参加する子どもたちと楽しく活動するための心構え、思考法、テクニックを学ぶため、東川町でガイドオフィス風を主宰する鳥羽晃一さんを講師にお招きしました。手始めにアイスブレイクをいくつか行った後、3班に分かれて室内でグループワークに取り組みました。良いガイドとダメなガイドを書き出してみんなで共有、ガイドとして身に着けるべき能力を学び合い、未就学児や小学生が対象の場合の留意点を指導いただきました。またコミュニケーションワークでは、グループで協力しながら課題を解き、リーダーシップのあり方について学習しました。午後からは、屋外を中心に活動の導入におススメのネイチャーゲームや具体的なテクニックなども体験。総括として最後に、具体的なガイドレッスンに挑戦しました。3つのお題「紅葉」「針葉樹と広葉樹」「木の実」について、それぞれ各グループで内容を組み立て、発表の際には他のグループの皆さんを子どもたちに見立てて、ガイディングにチャレンジしました。皆さん緊張の面持ちでしたが、各グループとも個性あふれるガイディングでなるほどと関心する場面あり、笑いありで楽しい時間でした。研修開始にあたり、サポーターのスキルアップチームが企画・運営に協力してくれました。みなさん、お疲れさまでした!次回も学びあり、笑いありの楽しい企画で活動しましょう!
東京大学北海道演習林神社山自然観察路の秋季一般公開が行われ、森林学習サポーター2名と指導者1名、職員2名が参加、同演習林職員の皆さんと一緒にご参加のお客様をご案内してきました。10時に東山地区にある旧樹海中学校に集合、3班に分かれて自己紹介などして少し気持ちをほぐした後、入山ゲートのある「樹海中口」からゆったりと自然観察をしながら、森へ足を踏み入れました。この時期であれば、富良野地方は概ね紅葉真っ盛り!のはずですが…、今年は温暖な気候が続いたためようやく色づき始めた感じでした。とはいえ、発見した木の実をネタにお話したり、林床にはキノコがたくさんニョキニョキ生えていたのでキノコ観察もたっぷり楽しんでいただきました。日頃、小中学校を対象にした森林学習プログラムでは、サポーターが五感を使った体験・体感・感動を心がけて、活動しています。お客様には枝葉の触感や匂い、木の実の実食などを体験してもらい、感動を共有できたと感じています。神社山自然観察路の目玉はなんといってもミズナラの大木。「すごいねぇ」と感激されていました。最高気温14度程度の肌寒い天候でしたが、終了予定時間の14時までたっぷりワイワイ楽しく森の中で過ごせたのではないでしょうか。今回のガイディングでは、指導役として協力いただいた元東京大学北海道演習林技術職員の井口和信さんや演習林職員の皆さんにたくさんご指導いただきました。経験を積み重ねてスキルアップしている様子が見て取れました。ご指導ご協力いただいた皆様、参加者の皆様との出会いに感謝します!
昨年、富良野と札幌で開かれた「どろ亀さんとニコルさん追悼展」が、2023年10月14日から岩手県北上市みちのく民俗村で開催されます。岩手県はどろ亀さんの故郷であり、平成4年秋に開村したみちのく民俗村でどろ亀さんは村長として、そしてニコルさんは村民第1号でした。どうぞお気軽にご来村のうえ、展示会場にお運びください。民俗村まつりの詳細はみちのく「みちのく民俗村」公式ホームページや北上市役所ホームページ等ををご覧ください(未掲載の場合はしばらくお待ちください)。会期 2023年10月14日(土)〜10月29日(日)9時〜17時会場 岩手県北上市立花14-62-3 みちのく民俗村園内入場無料
富良野市の教員の方々は教育研究会という形で、教科ごとの班にわかれて定期的に研修会を行っています。今回、理科班の研修会では植物採集をテーマとすることになり、当館の学芸員が講師を担いました。当日は不安定な天気。集合したとたん雨脚が強くなったのでひとまず木陰で鳥沼公園が開拓以前の景観を残す自然環境であることをお話し、そのうちに雨がやんだので胴乱と図鑑を渡し、散策開始。
12月7日(水)に山部小学校の4年生4人が開拓の歴史を学びに来ました。今回は最近寄贈された「芋まき機」が活躍!この青い金属製の箱を背負って、子供たちに芋まきを体験(室内ですが)してもらいました。重たいながらも腕のところから芋を取り出し落としては踏み、落としては踏み、という作業を実践。たどたどしいですが、学芸員が初めてしたときよりは上手な子どもたち(右手と右足が同時に出たりはしていませんね)。→ 【収蔵資料紹介 “実践編”】「芋まき機」 ※Youtubeにリンクします。