富良野市博物館
東京大学北海道演習林神社山自然観察路の秋季一般公開が行われ、森林学習サポーター2名と指導者1名、職員2名が参加、同演習林職員の皆さんと一緒にご参加のお客様をご案内してきました。10時に東山地区にある旧樹海中学校に集合、3班に分かれて自己紹介などして少し気持ちをほぐした後、入山ゲートのある「樹海中口」からゆったりと自然観察をしながら、森へ足を踏み入れました。この時期であれば、富良野地方は概ね紅葉真っ盛り!のはずですが…、今年は温暖な気候が続いたためようやく色づき始めた感じでした。とはいえ、発見した木の実をネタにお話したり、林床にはキノコがたくさんニョキニョキ生えていたのでキノコ観察もたっぷり楽しんでいただきました。日頃、小中学校を対象にした森林学習プログラムでは、サポーターが五感を使った体験・体感・感動を心がけて、活動しています。お客様には枝葉の触感や匂い、木の実の実食などを体験してもらい、感動を共有できたと感じています。神社山自然観察路の目玉はなんといってもミズナラの大木。「すごいねぇ」と感激されていました。最高気温14度程度の肌寒い天候でしたが、終了予定時間の14時までたっぷりワイワイ楽しく森の中で過ごせたのではないでしょうか。今回のガイディングでは、指導役として協力いただいた元東京大学北海道演習林技術職員の井口和信さんや演習林職員の皆さんにたくさんご指導いただきました。経験を積み重ねてスキルアップしている様子が見て取れました。ご指導ご協力いただいた皆様、参加者の皆様との出会いに感謝します!