富良野市博物館
8月の講座のお知らせです。お問い合わせ・参加申し込みは富良野市博物館(生涯学習センター ☎0167-42-2407 (火)〜(土))までお電話ください(申込みの不要な講座を除く)。申し込みフォームのリンクを記載している講座については、このフォームからも申し込みできます(フォームが入力不可になっている場合はお電話でお申込みください)。特別な記載がない限り、参加料はかかりません。◆富良野の自然に親しむ集い 第3回 「ペルセウス座流星群とホタル幼虫の光をめでる」毎年恒例のペルセウス座流星群の観望会イベントに、第2回で観察したホタルが繁殖して生まれた幼虫が光る様子の観察を組み合わせた講座です。なお、幼虫の光は本当にあわ〜い光です。講師:井口和信さん(元・東大演習林技術職員)日時:8月12日(月)19:30〜21:00場所:太陽の里ふれあいの森キャンプ場付近集合:太陽の里・音楽堂裏駐車場定員:先着30人持ち物:長靴・野外活動に適した服装以下のフォームからもお申込みいただけます。https://forms.gle/4GbeFScNd7AiYfgF8 ↓【集合場所】↓◆博物館講座「プロジェクト『O(オオハンゴンソウ)』 花つみと草木染め」外来種オオハンゴンソウの花をつみ取り、開拓以前の景観を残す鳥沼公園の自然を守ります。摘み取りの後は摘み取った植物体を用いて草木染め作品を作ります。 ※小雨決行です。日時:8月24日(土) 9:00〜12:30草木染め指導:小林静子さん場所:鳥沼公園集合:公園駐車場定員:20名持ち物・服装:野外活動に適した服装、長靴、軍手(摘み取り作業)、汚れてもよい服装かエプロン(草木染作業)以下のフォームからもお申込みいただけます。https://forms.gle/CBf8im28ddrpbcRn7→2019年の活動の記事はコチラ
北海道文化財保護協会の発行している冊子「文化情報」。登録有形文化財になった島田邸や富良野小学校での取り組みが紹介されています。当館の入口にも置いてあります。ご自由にお取りください。
6月30日(日)まで開催の特別展「シマエナガ」展示の様子を少し紹介します。マスコット的存在のでかエナガちゃん(仮)。一緒に記念写真をぜひ。最初のコーナー「シマエナガってどんな鳥?」ここでは名前の由来やエナガとシマエナガの違いなどを紹介。展示室全景公募写真15人の方から約60点の写真を提供いただきました。公募作品こちらは約60人の方に協力いただき、総数はなんと200点ちかく!博物館講座「シマエナガなんでも工作」の様子「あなたの知らないシマエナガ」では、分布や群れをつくる理由などの生態を紹介しています。「シマエナガの一年」名寄市博物館により撮影されたシマエナガの一年間の生態を紹介。冬の姿が魅力的ですが、夏のずいぶんきめ細やかな子育ての様子も必見です。クイズ「シマエナガの秘密」これに答えるとミュージアムカードをプレゼントしますのでぜひ挑戦してみてください。※富良野市博物館のミュージアムカードは収蔵品や富良野地域に生息する生き物などをテーマにした手のひらサイズのカードです。シマエナガに関連するカードは5種類あります。
現在開催中の特別展「シマエナガ」の記念講座として、シマエナガの模型に絵をつけるワークショップを開催しました。右が3Dプリンタでできた素材。これに色をつけて左のような作品にしていきます。講師はシマエナガの伝道師・山本光一さん(自然写真家)さん。まずは剥製から3Dプリンタを用いて制作した模型を紹介しています。アクリル絵の具などの画材を用いて着色していきました。水彩絵の具などで着色ちびっこの工作コーナーもにぎやか。どちらかというと大人の方たちはシマエナガの姿に忠実に、こどもたちはデフォルメしたかわいい姿に作っている様子でした。出来上がり!名前や模様をつけてくれた作品もありました。
現在開催中の特別展「シマエナガ」の記念講座として、シマエナガをもっと深く知り、さらにそれを通じて自然環境の保全や自然とのかかわり方を学ぶ講座を開催しました。講師はシマエナガの伝道師・山本光一さん(自然写真家)。※この写真はひしゃく(柄が長い)を使って、シマエナガの名前の由来を説明しているところ。巣作りあれこれ巣の標本(カラスなどに壊されたもの)。しょっちゅう壊されるけれど、めげずに作り直すそうです。休憩をはさんでからは、富良野の森と山本さんが長くフィールドにしてきた阿寒の森の姿を紹介しながら、「豊かな森」ってなんだろう?(木が多い、生き物の種類が多い??)ということについてお話してもらいました。東大演習林と前田一歩園財団の森の位置・広さ。長期間にわたって森を見つめることで発見がいっぱい。クマゲラの思わぬ生態を発見したときの写真を見ています。希少な生き物を簡単にみることのできない、奥行きのある森こそ、豊かな森の一つの指標になるのではないか。逆に言えば希少な生き物が簡単に見れてしまうような状態に危惧を覚える、そんな山本さんの思いを感じました。
シマエナガを通じた自然環境保全の普及啓発活動に取り組んでいる自然写真家の山本光一さんから、ご自身が監修した絵本を市立図書館・博物館・市内小中学校・保育園・幼稚園に寄贈いただくことになり、贈呈式が行われました。現在開催中の特別展「シマエナガ」の記念講座講演会「野鳥界のアイドル!シマエナガの魅力と不思議」や「本物そっくり!シマエナガ模型の絵つけワークショップ」を行いましたが、これをきっかけに講座の講師の山本さんより贈呈を提案いただき、実現することになりました。この絵本は、シマエナガというごく一般の方でも興味を持ってくれる生き物をきっかけにして、身近な自然と命の大切さを子供たちに伝えたいという思いを込めて、描画を担当した北海道教育大学釧路校(付属校)の登藤珠実先生と共に制作されました。ご興味がありましたら、ぜひ図書館・学校図書館で借りて読んでみて下さい。
7-8月の講座のお知らせです。お問い合わせ・参加申し込みは富良野市博物館(生涯学習センター ☎0167-42-2407 (火)〜(土))までお電話ください(申込みの不要な講座を除く)。申し込みフォームのリンクを記載している講座については、このフォームからも申し込みできます(フォームが入力不可になっている場合はお電話でお申込みください)。特別な記載がない限り、参加料はかかりません。◆博物館講座「蒸気機関車フラヌイ号 お手入れ体験会」毎月行われているサビ落としと油塗布のお手入れ体験会です。日頃ふれることの少ないSLに触ったり、機関室に入ってみましょう。日時:7月13日(土)10:00〜11:30場所:富良野市複合庁舎横SL前定員:15名持ち物:汗拭きタオル、飲み物以下のフォームからもお申込みいただけます。https://forms.gle/ekkTG7uanBHdCXsE6◆富良野の自然に親しむ集い 第2回 「ヘイケボタル観察会」放流にたよらず、生息環境を整備している「太陽の里」で、ホタルの優しい光を追い求めます。講師:井口和信さん(元・東大演習林技術職員)日時:7月21日(日)19:30〜21:00場所:太陽の里ふれあいの森キャンプ場付近集合:ふれあいの家駐車場定員:先着30人持ち物:長靴・野外活動に適した服装以下のフォームからもお申込みいただけます。https://forms.gle/cWh7xhsC39868wGP6◆富良野の自然に親しむ集い 第3回 「ペルセウス座流星群とホタル幼虫の光をめでる」毎年恒例のペルセウス座流星群の観望会イベントに、第2回で観察したホタルが繁殖して生まれた幼虫が光る様子の観察を組み合わせた講座です。なお、幼虫の光は本当にあわ〜い光です。講師:井口和信さん(元・東大演習林技術職員)日時:8月12日(月)19:30〜21:00場所:太陽の里ふれあいの森キャンプ場付近集合:太陽の里・音楽堂裏駐車場定員:先着30人持ち物:長靴・野外活動に適した服装以下のフォームからもお申込みいただけます。https://forms.gle/4GbeFScNd7AiYfgF8 ↓【集合場所】↓◆博物館講座「プロジェクト『O(オオハンゴンソウ)』 花つみと草木染め」外来種オオハンゴンソウの花をつみ取り、開拓以前の景観を残す鳥沼公園の自然を守ります。摘み取りの後は摘み取った植物体を用いて草木染め作品を作ります。 ※小雨決行です。日時:8月24日(土) 9:00〜12:30草木染め指導:小林静子さん場所:鳥沼公園集合:公園駐車場定員:15名以下のフォームからもお申込みいただけます。https://forms.gle/CBf8im28ddrpbcRn7→2019年の活動の記事はコチラ
6-7月の講座のお知らせです。お問い合わせ・参加申し込みは富良野市博物館(生涯学習センター ☎0167-42-2407 (火)〜(土))までお電話ください(申込みの不要な講座を除く)。申し込みフォームのリンクを記載している講座については、このフォームからも申し込みできます(フォームが入力不可になっている場合はお電話でお申込みください)。特別な記載がない限り、参加料はかかりません。◆講演会「シマエナガの伝道師・山本光一が語るシマエナガの魅力」特別展「シマエナガ」の関連企画。シマエナガの伝道師・山本光一さんが健気だけれどもしたたかな生態や可愛さの理由を語ります。講師の思う「豊かな森」についての話も聞き、富良野の自然の魅力や保全についても考えましょう。天気が良ければ、短時間ですが鳥沼公園での野鳥観察もしたいと思います。講師:山本光一さん(自然写真家)日時:6月22日(土)9:00〜12:00場所:鳥沼会館持ち物:特になし参加料:無料以下のフォームからもお申込みいただけます。https://forms.gle/ecGup8MqZUy281Fu5◆ワークショップ 「本物そっくり!実物標本からかたどったシマエナガの絵付けワークショップ」特別展「シマエナガ」の関連企画。剥製から3Dプリンタで作られたシマエナガに着色します。本来の姿に忠実に作るのも、自由なお絵かきで模様を書いてもOKです。日時:6月22日(土)13:30〜15:00講師:山本光一さん(自然写真家)費用:2,000円(材料費)を当日支払いください。場所:鳥沼会館定員:約15人(先着)持ち物:特になし以下のフォームからもお申込みいただけます。https://forms.gle/V8ekT5qwAd7MGuGq7◆博物館講座「蒸気機関車フラヌイ号 お手入れ体験会」毎月行われているサビ落としと油塗布のお手入れ体験会です。日頃ふれることの少ないSLに触ったり、機関室に入ってみましょう。日時:7月13日(土)10:00〜11:30場所:富良野市複合庁舎横SL前定員:15名持ち物:汗拭きタオル、飲み物以下のフォームからもお申込みいただけます。https://forms.gle/ekkTG7uanBHdCXsE6◆富良野の自然に親しむ集い 第2回 「ヘイケボタル観察会」 昨今、すっかり見ることが少なくなったヘイケボタル。放流にたよらず、生息環境を整備している「太陽の里」で、ホタルの優しい光を追いましょう。講師:井口和信さん(東大演習林技術職員)日時:7月21日(日)19:30〜21:00場所:太陽の里ふれあいの森キャンプ場付近集合:ふれあいの家駐車場定員:先着30人持ち物:長靴・野外活動に適した服装以下のフォームからもお申込みいただけます。https://forms.gle/cWh7xhsC39868wGP6
博物館講座「プロジェクトO」は外来植物オオハンゴンソウ(O)の拡大をおさえる取り組みです。毎年6月は開拓以前の湿地林の自然環境が残る鳥沼公園で「抜き取り」作業を第1回として行っています。市内の建設関係企業の互助会であるサンエー会のメンバーと一般参加者合わせ30人近くが活動しました。共催として上川総合振興局にも協力いただきました。作業の前段として、まず当館職員が市内にわずかしか残されていない開拓以前の姿を残した湿地林である鳥沼公園の成り立ち、湿地林の乾燥化状況を解説し、なぜこの鳥沼公園でこの活動を行うのかをお話ししました(常連の皆さんはすっかり飽き飽きしていましたが・・・)。その後に講師の斎藤和範さん(札幌大学非常勤講師)が抜き取りの仕方を説明し、作業にかかりました。下見のときはずいぶん減ったと思っていたのですが、わけいっていくとたくさんのオオハンゴンソウが見つけ出されます。今回特に人数が多く、数の力でたくさん見つけてもらうことができました。初めての方はオオハンゴンソウの葉の見分け方からでしたが、だんだんと覚えていかれ、やがて一人でも次々と見つけて抜いていかれました。ちょっと休憩しています。一般の方も4名参加してくれました。講師の斎藤先生と語る高校生も。引き上げの時には「いや、奥にはまだまだあるわ」と手ごわいライバルを見るような目でやぶの奥を眺めておられたYシャツ姿の方。ふだん工事の現場や事務、銀行など様々な仕事の場で厳しく働いている親父さんたちの力強さも感じました。そして短時間の作業ながら、外来種の防除や在来の自然環境の保全といった活動の意義を、漠然とながら感じてくださったように思えました。今年が14年目の活動になりました。継続して活動にご協力いただいているサンエー会や参加者の皆さんには感謝の言葉もありません。これからも市民の皆さんとともに、市内の自然環境の調査・環境保全環境に取り組んでいきたいと思います。第2回の活動(博物館単独事業)は花の摘み取りとオオハンゴンソウ(ほか)を用いた草木染めで、8月24日(土)に実施予定です。ご参加お待ちしています。
ワークショップ「シマエナガなんでも工作」には大勢の方が参加してくれました。とても嬉しかったです。この記事では講座で制作された作品を特別展で展示する舞台裏を紹介します。実は、工作講座の前から、展示制作ボランティアの荒田松子さん、鶴ケ崎千鶴さんと試作や会場づくりの準備をしていました。展示室の一角に背景と枝を配置。さあ、作品をどんな風に置こうかな?やはり枝にたくさんのせたいが…そして講座当日を迎え、素敵な作品がたくさんできました。くわしくはコチラ→ワークショップ「シマエナガなんでも工作」の様子こんなにたくさん(この天板がなんと10ケースもあるんです。)の作品をどんな風に展示しようか写真や解説パネルも展示しながら、作業を進めていきました。それから、この大きな作品をしあげなきゃなりません。台を付けて安定させましょう。綿で全体をおおい・・・しっぽをつけました。あ、翼をどうしようか………。出来ばえは、ご来館して確かめてくださいね。特別展「シマエナガ」は6月いっぱい開かれています。道北地区博物館等連絡協議会の名寄市北国博物館さんが制作した生態写真、解説パネル、標本、模型などの素晴らしい展示物に、富良野地域の公募写真、そしてこの作品展示が会場にあふれています。模型や工作、写真、イラスト・・・。おそらく会場では300体を超えるシマエナガが皆様をお待ちしています。絶対来てくださいね😊・・・・・・(謎の声)「学芸員さんに内緒でこっそり見せちゃえ」