富良野市生涯学習センター

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博物館 : 9/25-26 令和元年度北海道学芸職員部会研修会・総会
投稿日時: 2019-10-2 3:10:00 (43 ヒット)

学芸職員部会は北海道博物館協会内に属する組織です。年に一度、道内の学芸員が集まり、外部講師を招いたり互いに知識や日々の業務で得た経験を共有する研修会を開催します。今年度は国立アイヌ民族博物館の開館を間近に控えた白老町で開催されました。


今回は博物館同士が資料を貸し借りする際に必要な梱包方法などの作業がテーマです。
初日は資料を輸送するための緩衝材の作り方や、固定するための薄葉紙(うすようし)から紐を作る方法、資料を入れた段ボールの縛り方を実習したり、民具などの資料の梱包や保存方法の解説を聞くなどして学びました。

【薄葉紙をさいて作成する梱包用の紐づくり】

【綿と薄葉紙を用いた梱包用の緩衝材づくり】

2日目は資料の貸し借りをする際、良好な状態を保って輸送、展示、最終的には返却するための方法、特に資料の状態を記載するカルテについて北海道博物館の様式を例に解説を受けました。また、貸し借りを実際にした際の事例を聞いたり、借り出しの際に資料の状態を観察し記録する作業の実習も行いました。

【資料の状態チェック(古文書)】

【資料の状態チェック(掛け軸)】

道内は規模が小さく人員が限られている博物館が多いので、資料の貸し借りなどで他館とスムーズにやりとりすることは、展示などの普及活動のためにもとても重要です。当館でもここ2年にわたり士別市立博物館と資料の貸し借りを頻繁にしていることもあり、担当者は大変勉強になりました。
また、1泊2日の日程の中では、北海道各地に散らばっている学芸員同士が業務の中で抱えている想いを共有し相談したりモチベーションを得る大切な機会ともなっています。

開催地白老町教育委員会の武永さん、講師を務めていただいた古原さん、岡田さん、三浦さん、部会役員や担当ブロックの皆様には大変お世話になりました。なお、今回行われた役員の改選で当館の澤田学芸員が部会長に就任しました。


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博物館 : 9/21 ふらの環境展2019 出展
投稿日時: 2019-9-30 23:00:00 (47 ヒット)

「ふらの環境展2019」が市内の複合商業施設内の広場「たまりーば」で開催されました。
会場では、フリーマーケットや高校生の研究発表、自然環境関係の事業所などによる体験・事業紹介のブースが設けられ、富良野市博物館も開拓以前の面影を残す貴重な自然環境「鳥沼公園」で行っている外来種オオハンゴンソウの防除活動をテーマに、ブースの出展とステージ発表を行いました。


ステージ発表の冒頭にこの活動に10年にわたって協力してくれている市内の企業互助会「サンエー会」さんへに感謝状を贈呈しました。代表して、富良野市教育委員会教育長・近内栄一より感謝状を受け取ったのは株式会社サンエービルド工業 副社長の戸毛健二氏、サンエー会青年部長の西川恭隆氏です。


ステージ上では、市内に残る貴重な自然環境の価値とそこに外来種がもたらす生態系への影響、環境保全のためのサンエー会協力による10年にわたる抜き取り活動、合わせて摘み取りや草木染めといった近年の新たな取り組みなどを紹介しました。




ブースでは当館のパネル展示と合わせて、山部在住の小林静子さんがトウモロコシの皮やポテトチップスの袋などの捨ててしまう「ごみ」を使った工作「リサイクル織物」の体験学習を行い、多くの方がブースを訪れてくれました。




身近なところにとても貴重な自然があることや、それが簡単に失われてしまうかもしれない状況にあること、それを防ぐ取り組みがあることを来場の皆さんにお伝えさせていただきました。
当館ではこういった外来種防除の取り組みを毎年行っています。興味のある方は2019年に実施した事業の記事(以下のリンク)もご覧ください。
6/8 プロジェクト「O」〜抜き取り〜
8/23 プロジェクト「O」〜外来種で草木染め〜

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博物館 : 図書館でのサテライト展示
投稿日時: 2019-9-8 9:00:00 (36 ヒット)

特別展開催中、図書館の一角をお借りして当館の展示物の一部を移植したサテライト展示をしていることがあります。
現在も、博物館で開催中の「森を支えるきのこ」のきのこ模型を使った展示物を設置しています。博物館に興味があるけれど、行こうかどうしようかな〜と思っていたり、見たいけれど見る時間がないという富良野市街地近辺の方は、ぜひご覧ください。



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博物館 : 訪問調査〜富良野市博物館の壺は石見焼?〜
投稿日時: 2019-8-27 22:10:00 (56 ヒット)

8月中旬、ある来館者から「博物館にある『壺』を見せてほしい」との申し出がありました。この方は石見焼の形態や流通を研究している阿部志朗先生(島根県立浜田高校)で、石見焼の製品の北海道への移入状況を調べていたのです。



展示室や収蔵庫にある壺を見て頂くと、まずは底面の表記を確認します。「〇斗」と書いてあることが多く、中には「〇号」とついていることも(〇は漢数字が入ります)。記載がない(すれて消えてしまっているなど)場合もありましたが、その場合も高台がないことや、継ぎ目(石見焼は三つほどの部分を組み合わせて作る)、模様(液体が垂れているようなマーク)等を見て、当館の壺のほぼ9割を石見焼と判断していました。
「○斗」は坪のサイズを表します。そして「〇号」とあるのは壺のセット販売をしている場合にその個数を示しています。当時輸送の利便性から大きな壺の中に中くらいの壺、中くらいの壺の中にに小さな壺を入れていき、入れ子式にして売ることが多かったのです。



石見焼は作られるようになった江戸時代ごろから北海道(や東北)に渡ってきていることが多いそうで、阿部先生はこれまでも何度か北海道に足を運び各地の資料館などにある壺を調査され、その成果を裏付けているそうです。
短い時間の滞在でしたが、収蔵物の由来について興味深い知見を教えていただくことができました。こういった地道な研究活動から歴史が解明されていくことが感じさせられました。

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博物館 : ことぶき大学・富良野高校による博物館展示づくり
投稿日時: 2019-7-26 13:00:00 (104 ヒット)

現在、夏季特別展「森を支えるきのこ」の準備を進めています。この特別展のため、ことぶき大学山部校と富良野高校の美術選択の生徒が展示に必要なきのこ模型の制作に協力してくれました。6〜7月中、3回にわたって学芸員とことぶき大学生が富良野高校を訪問し、粘土の成型や色塗りをして多くのきのこを制作しました。



普段しない作業なので「こんなの無理だ〜」などと言いながらも、皆さん楽しそうに取り組んでくれました。リアルなものもあればメルヘンチックなものもあり、それぞれよい展示物になりそうです。



こんなにいっぱいできました。

合同授業が終わった時点で、森のジオラマなどに使うリアルなきのこは不足があったのですが、ことぶき大学生の有志が残りを作って下さり、必要な数をそろえることができました。きのこが森を支える仕組みを来場者にわかりやすく伝えるために大活躍してくれることでしょう。



さらに有志の方は「きのこを楽しむ」のコーナーの制作も進めてくれています。どんな素敵な世界が出来上がるか楽しみです。

多くの方にご協力いただいて、特別展の準備は着々と進んでいます。スタートは8月3日(土)です。どうぞご来場ください。

今回の取り組みはことぶき大学山部校の担当職員と富良野高校美術講師の今井克さんのご協力のおかげで実現しました。お二人に感謝いたします。

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博物館 : 訪問調査〜ヒグマ頭骨の形態比較〜
投稿日時: 2019-5-8 15:10:00 (99 ヒット)

 4月中、富良野市内ではヒグマの出没情報が頻繁に聞かれ、雪解けの春が来たのをひしひしと感じていました。
 そんな中、ヒグマ頭骨の性別・年齢や地域による形態の違いを調べることを目的に、近隣の自然教育施設の職員の方が来館し、当館の頭骨資料を調べていかれました。
 当館には哺乳類を専門にした学芸員は不在ですが、かつて狩猟により収集され寄贈されたヒグマの頭骨12点があり、そのうち10点については年齢・性別などの詳しい情報が記載されていたため、調査に役立てていただくことができました。
 調査者は図鑑などの資料も参考に、性別などの違いを調べていましたが、記載されていること以外にも、雌雄により部位の幅や突き出方の傾向の違いがあることを考察していました。
 博物館が地域の自然資料として標本を残すことは、収蔵館の職員や採集者が地域の自然を保全するための資料とし、また保全できなかった場合は生存の記録とする重要な意義があります。さらに、学芸員の専門性が異なっていて、それ以上のことが調べられない場合も、別の方が研究して新たな発見をすることにもつながることがあります。
 文化・自然を問わず地域の資料を保存していくことが、その地域の博物館の役割だといえます。

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博物館 : 職場体験実習の学生が来てくれました。
投稿日時: 2016-11-2 18:00:00 (503 ヒット)

生涯学習センターでは、今秋2組のインターン(職場体験実習)の受け入れを行いました。

【樹海中2年生・伊藤柊二さん 10月26日(水)〜27日(木)】
 自然関係の活動の編集作業にも興味があるという伊藤さんには、鳥沼公園で行う自然観察会「冬鳥ウォッチング」のしおり作りをしてもらいました。一昨年作った写真主体のものに、最近集計された野鳥調査の結果を組み込んでいく作業です。

 そして、鳥沼公園の自然情報を記録する定点撮影や、山部地区文化祭の準備でアリーナにシートを敷く作業も頑張ってくれました。



【富良野高校1年・高田龍慈さん&上野凛さん 11月1日(火)〜2日(水)】
 こちらのインターンのメインテーマは、夏季特別展で展示した「光るホタル模型」を常設展に移す作業です。台座とホタルの設置は移動するだけの作業ですが、そのままではぼやっと光る様がわからないので、覆いを作りました。

 寸法を測り、簡単な設計図を作り、切り抜き、組み立てていくという行程を、試行錯誤しながら行いました。

 もう少し工夫を入れて仕上げたかったようで、作業時間が終わったことを告げると少しくやしそうな様子でしたが、なかなかのものができました。


 彼らには鳥沼公園の植樹した木々の状況調査、ちょうど開催されている山部地区文化祭の出展作品を展示する作業や、文化祭の受付もしてもらいました。


 自然観察会「冬鳥ウォッチング」は来年3月26日に開催します。堅雪の上を歩きながら、伊藤さんが携わって作ったしおりを使って、水鳥や昆虫の冬越しする姿、木々の冬芽や種、動物の足跡など、冬ならではの自然の見どころを探します。
 また、高田さんと上野さんのホタル展示は、常設展の3室目に設置されています。どちらもご参加、ご観覧おまちしています。

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博物館 : 2015博物館事業案内リーフレット
投稿日時: 2015-4-23 12:00:00 (608 ヒット)

2015年(平成27)版の博物館事業案内リーフレットができました。4月末頃に印刷したリーフレットを公共施設などに配布します。

第1弾として今週末から洋画家・小野州一先生の没後15年展「ブルーとグレーの世界」が始まります。

今年は歴史的建造物関連が目白押しで、特別展・講演会・見学会を開催します!そして来年の展示とガイドブック刊行をにらんで進めていく、市民参加型の事業「鳥沼生き物調査隊」もアツイです!

みなさまのご参加、ご観覧をお待ちしております。

↓容量の関係で表裏のページを分けて掲載します。






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博物館 : 8/10 土の中の生き物観察(鳥沼・生き物調査隊)を開催しました
投稿日時: 2013-8-14 17:00:00 (806 ヒット)

 鳥沼公園の自然を様々な角度から調べる「鳥沼・生き物調査隊」。今回のテーマは「土壌動物」でした。

 シャベルやふるいを持って、外へ土を取りに出かけ、地面を走る虫を見つけたら採集。持って帰った土は「ツルグレン装置」にかけてもっと小さな虫たちを見つけ出し、顕微鏡で観察。そんなことをしながら普段見る事のないミクロの自然に親しみました。











 見つけた1mmくらいの生き物は顕微鏡を通してみると「モンスター」って感じです。
















 講師の齋藤先生によると、土の中の生き物が落ち葉などを分解してくれなかったら、森は落ち葉や動物の死骸だらけになってしまうだろう、とのこと。小さなこれらの生き物たちが大事な役割を持っていることを実感しました。

[つけたし]

 ツルグレン装置はこんな機械です。
 ロートに重ねたザルの中に土を入れ、上から電灯で照らします。照らされた土は上から乾いていくので、土壌生物は時間と共に下の方に逃げていきます。ロートの下には入れ物がセットされており、その中に生き物が集まる仕組みです。
 案外簡単に作れる(支える台はダンボールでもなんでもいいです)ので、夏休みの自由研究にいいかも?

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博物館 : 8/8 みんなでアート2013を開催しました
投稿日時: 2013-8-9 9:20:00 (665 ヒット)

夏休み期間の小学生を対象に、アートに親しみ楽しむ体験講座「みんなでアート2013」をアートファーム南陽館(旧山部第二小学校)で開催しました。講師は、富良野地方で芸術活動を行っている洋画家矢田博次さん、彫刻家山谷圭司さん、洋画家盛本学史さん、陶芸家恒枝直豆さん、美術家山谷律子さんの5名。参加者は市内の小学1〜6年生、49名です。

今年は、段ボールを丸く切抜き、カラーテープやカラーペンでカラフルな彩色を施した「ダンボール・フリスビー」を作成しました。

午前中は製作作業、午後からは出来上がったオリジナルのフリスビーで距離や正確さを競う競技を行いました。子どもたちは自分で工夫して作った色とりどりのフリスビーで夢中になって楽しんでいました。大人も子どもたちには負けまいと改良を施したフリスビーで対抗し、暑さに負けず「熱く」戦かっていました。

夏休みの良き思い出を芸術の館・アートファーム南陽館で育むことができたのではないでしょうか。












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