富良野市生涯学習センター

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調査と事業の報告 : 9/30 博物館講座「朝活!きのこ観察」
投稿日時: 2020-10-3 16:30:00 (69 ヒット)

鳥沼公園で早朝のきのこ観察会を実施しました。講師は元東大演習林教員の盒彊衢困気鵑任后参加者はわりあい年配の方が多いですが、お父さんに連れられた子どもたちの姿もちらほら。学校に行く前の一仕事、文字通り「朝活」に来てくれました。


鳥沼神社や鳥沼、再生の森、ハンノキの林を順にめぐって、きのこを見つけては盒狭峪佞房鑢召籠団Г魘気┐討發蕕い泙靴拭


倒木が腐り始めた上には樹木の実生や草花と一緒にきのこも数多く生えています。


コウヤクタケ


講座の終盤にはナラタケの群落も見つかりました。


今回観察された40種類ほどのきのこの多くは下の写真のような、太古からある腐生菌(分解菌)でしたが、新勢力の菌根菌(トドマツなどと共生するドクベニタケなど)もいくつか見られました。針葉樹の大部分やブナ科、カバノキ科の多くは菌類との共生で勢力を増したといわれています。きのこ(菌類)は森の木の種類を決定するキーパーソンなのです。


観察会は8時頃にお開きとなりました。参加者の皆さんはこの後の一日をシャキッと過ごせたでしょうか、それとも睡眠不足であくびの出る一日だったでしょうか・・・?

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調査と事業の報告 : 9.19 プチ・レトロ建築めぐり
投稿日時: 2020-9-30 18:30:00 (82 ヒット)

富良野市街地の鉄道にまつわる建造物をめぐるプチツアーを9月19日(土)の8:30〜10:30に開催しました。

本来であれば、富良野地方の鉄道関連の遺産をバスで巡る予定でした。しかし、コロナウィルス感染症を防止するため、予定していた開催時間や募集人数を圧縮し、屋外で活動する時間を増やすため、市街地をぶらぶら歩きながら見学する方法に切り替えました。

富良野駅前に集合した後、富良野線(旧十勝線)と根室本線(旧下富良野線)や富良野駅(旧下富良野停車場)の開業当時の様子などを解説した後、昭和50年の国体冬季大会スキー競技会に合わせて整備された現富良野駅舎や駅舎よりも若干歴史ある跨線橋の見学からスタート。



頭無川の氾濫原を埋め立てして整備された駅前通りを西へ進み、明治43年建築の勝山商店と付属する昭和48年に整備されたアーケードの庇を見学。このアーケードも国体冬季大会スキー競技会で全国からたくさんのお客さまをお迎えするため、整備されたものでした。



頭無川を跨いで、3条の昭和30年代に整備されたすずらん通り商店街の鉄筋コンクリート造商業建築のデザインを模倣したと考えられる建物群を見学、4条通りの倉庫と旧酒蔵のあゆみや構造などを学びました。



お話しとぶらぶら歩きで、あっという間に1時間が経過。ここからはバスに乗車して、根室本線の上り方面、空知川の河川敷へ移動しました。

目的は第四空知川鉄橋。はじめに第二避溢橋と清水山から運び出されたであろう土砂と凝灰岩の土留め石で造られた線路の盛土を見学、『下富良野線建設概要』(鉄道院北海道建設事務所発行)などを用いて説明しました。



第二避溢橋には明治44年に神戸川崎造船所鉄道部で製造されたことを示すプレートがあり、あらかじめ撮影しておいた写真で解説。現存する近接の橋梁群は下富良野線開業時の歴史ある橋であることを学びました。見学途中には、9月22日まで運行のラベンダーエクスプレスが颯爽と走り去り、参加者の気分も盛り上がりました。



最後に、第四空知川橋梁へ移動。レンガ造の橋台を眺めながらその概要や建設の苦労を学び、富良野駅発の普通列車の通行を見送った後、、バスで駅前まで戻り、今回の見学会を終了しました(途中で頭無川橋梁を車中から見学しました)。



たった2時間のプチ見学会でしたが、それなりに楽しむことができたのではないでしょうか。本当に身近なところに、まちの歴史を語ってくれるたくさんの遺産が眠っています。その物語をみなさんと楽しみながら、広げていきたいと思います。

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調査と事業の報告 : 9/16 博物館講座「ナキウサギを探そう」(富良野の自然に親しむ集い第4回)
投稿日時: 2020-9-19 23:10:00 (93 ヒット)

暑い日が続いた中、急にぐっと冷え込んだこの日、バスで望岳台に行きました。駐車場は車がたくさんなものの、ほとんどの人は登山に出るため、探勝路はほとんど人気がありません。でも、こここそがすばらしいナキウサギ観測ポイントです。


岩のごつごつしたガレ場と、すこから多少植生の発達した緑の濃い場所が交互に過ぎていきます。シラタマノキが数多く生えています。


ガレ場では、止まって10〜20分ほどナキウサギの出現を待ちました。やがて、キチッ、キチッという鳴き声が聞こえてきました。何度か聞いているうちに、連続的に鳴いている様子から間違いなくナキウサギだ!と気づきます。


参加者の一人が見つけてくれた貯め糞も観察しました。


これはクマ!?・・・いいえ、ただの石でした。


結局ナキウサギの姿をとらえることはできませんでした。メイン講師の松井さんからは「動物相手の観察会だとうまくいかないときはしょうがないけれど・・・残念でしたね。でも声や痕跡など、気配は感じることができたので間違いなくいることは分かったと思います。よければ個人でもぜひ散策しに来てください。」


また、今回サブ講師で自然に親しむ会・会長の永盛さんのバス内での解説してくれた富良野盆地の地史からは、望岳台の地質と動植物相の関係を学びました。ほぼ30年周期で噴火している十勝岳は、今年で前回の噴火から32年を迎えます。かつて幾度となく甚大な被害を出した噴火活動への恐れを思い起こしました。

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調査と事業の報告 : 8/29 外来種対策事業「プロジェクトO」
投稿日時: 2020-9-10 4:50:00 (93 ヒット)

外来種オオハンゴンソウの分布拡大を防いで鳥沼公園に元々ある低湿地林の植生を守るため、花を摘みとる講座を行いました。


最初に公園の湿地林の自然を紹介する看板の前で作業の流れや「なぜ摘みとるの?」をお話をしてから、分け入っていきます。いきなり最重要ポイントに行き当たり、湿地の中に踏み入って摘みとりをはじめました。




この場所を過ぎると後は道脇にぽつぽつと生えている花を摘みとるので十分な様子。長年の活動の成果が出ています。おっと、それはオオハンゴンソウじゃなくてオオ「ウバユリ」ですよ〜。


未熟な実の中でも、千枚くらいの平べったい種があるのがわかります。


雨が降ってきたこともあり、1時間ほどで作業を終えましたが45L袋いっぱい摘み取ることができました。


最後に記念写真。


今年は感染症の影響を考慮し行いませんでしたが、例年はオオハンゴンソウでの草木染めも行っています。楽しみながら自然に恩返しできるような講座を行っていますので、ご興味のある方はぜひ来年ご参加ください。
昨年の活動内容はコチラ

9月11日(金)〜17日(木)に文化会館で開催される富良野環境展でも活動紹介をしています。ぜひご来場ください。


【おまけ1】
あまり見栄えのする草花の多い季節ではありませんが、作業中、ツルニンジンやツリフネソウなどがちらほら見えて目を楽しませてくれました。下の写真のミズタマソウはとてもかわいい花ですが、あまりの小ささにほとんどの人には気づいてもらえません。


蝶のようなフォルムが魅力的です。


【おまけ2】
小葉類のシダに注目する方がいました。小葉類というのは胞子のついている葉っぱとついていない葉っぱが別々にある、原始的なシダの仲間です。

ナツノハナワラビ


フユノハナワラビ


ナツノハナワラビの方が葉の隙間が大きく、背が高く、やや明るい色・・・なんて微妙な違いを楽しむのはかなりの草花好きの方ですね。

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調査と事業の報告 : 8/12 星空観察会を実施しました。
投稿日時: 2020-8-19 6:00:00 (71 ヒット)

富良野の自然に親しむ会・副会長で東大演習林技術職員の井口和信さんを講師に「富良野の自然に親しむ集い ペルセウス座流星群観望会」を開催しました。


 
講師の話を聞きながら寝転んで流れ星を探したり、望遠鏡で土星や木星やその衛星、星座を構成する星々を観測しました。近年は天気に恵まれずまともに開催できないことが多かったですが、久しぶりに天気の心配なく星空を楽しむことができました。



(準備中の観察会場の様子)

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調査と事業の報告 : 8/4 博物館講座「簡単!骨格標本づくり」
投稿日時: 2020-8-10 6:00:00 (164 ヒット)

特別展「富良野盆地の動物たち〜からだのしくみにせまる〜」の関連イベントとして、手羽先の肉を使って作る骨格標本の講座を行いました。





食卓にのぼる手羽先の肉はニワトリの手と腕に当たりますが、今回は二の腕(上腕骨)にあたる手羽元の肉もくっつけて、鳥の翼の骨格標本を作ります。


★今回も中富良野町の田中さんが応援にきてくれました!


作業の合間には、展示室でヒグマ・アライグマ・キタキツネ・ハシボソガラスのホネを並べながら、鳥や哺乳類の体の仕組みを人間と比べて学習しました。



講座のあと、特別展の一角に「手作り骨格標本の作り方」コーナーを増設しました。また、アライグマ・キタキツネのホネの並び替えは、展示期間中いつでもできます。この展示会は8月30日まで開催していますので、ぜひ足をお運びください。→特別展の紹介記事はコチラ



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調査と事業の報告 : 7/22 ヘイケボタル観察会
投稿日時: 2020-7-25 17:20:00 (150 ヒット)

雨のため、1日順延して実施しました。小雨の降る中でしたが、かなりの数のホタルが飛び交っており、見ごたえがありました。


今回の会場、太陽の里は十年ほど前はごくわずかしかヘイケボタルがおらず、観察会をするような場所ではありませんでした。そもそもヘイケボタルはどんな場所に生息するのでしょうか。

それは、開拓以前に富良野盆地を覆っていた湿地林や昔ながらの水田のような、流れの少ない安定した水場です。幼虫がよじ登り、さなぎになれるような土手や中洲があることが重要です。ミズバショウが生い茂るような水場と、乾いた地面が組み合わさっている鳥沼公園のハンノキの林はヘイケボタルにとって住みよい環境でしたが、近年はあまり見られなくなってしまいました。地下水位が低下していることが関係しているのではないかと懸念されています。富良野市全体でも田んぼや農業用水路はかつてよい生息環境でしたが、コンクリート3面張りの水路や農薬の使用が増えた近年は観察できる場所は限られています。



元々はホタルが細々とはみられていた山部自然公園太陽の里・遊々の森ですが、1988年にアスレチック広場を造成したため、激減してしまいました。しかし、その後、地域からホタルを呼び戻したいという要望があり、博物館で2009年からこの湿地環境を復元する事業に取り組むことになりました。この事業はホタルを増やすことだけが目的ではないため、放流はせずに自然の復元力に期待しました。

初めは、ごくわずかに(3頭、5頭など)見られる程度でしたが、2016年からは一度に10頭以上を観察できるほどに増えてきました。さらに近年の観察会では、ヘイケボタルの飛びかう様子を地域の人にも楽しんでもらうことができるほどになりました。


(観察に出かける前に、生息地の整備前後のようすを紹介する講師の井口和信さん)

このホタルの里のヘイケボタルがこれからも息づいていけるよう、一緒にこの自然環境を見守っていきましょう。とって持ち帰ったり、生息地の詳しい情報を広めるなど、乱獲や生息地の破壊につながることのないよう注意することも大事です。

今回は、申し込み多数のため参加申し込みをお断りさせていただいた方、延期となったため、参加できなくなった方がおられ、大変申し訳ありませんでした。お詫びさせていただきます。

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調査と事業の報告 : 7/15 博物館講座「朝活!野鳥観察」
投稿日時: 2020-7-19 23:10:00 (115 ヒット)

早朝の鳥沼公園で東大演習林・技術職員の松井理生さんを講師に野鳥観察をしました。今回は、特別展の関連イベントという事情で葉の茂った盛夏に行うため、野鳥を目で見るより声を楽しむことをメインとした講座としました。



水鳥の少ない季節ですが、オシドリの家族がのんびり泳いでいる様子が見られました(この写真は数日前の下見の際、上陸していたときの様子です)。



こちらは近所の小学校がかけた鳥の巣箱です。中にはコケがぎっしりとつまっていましたが、モモンガやアカネズミなどが居座っているときは木の葉など別のものが入っているといいます。



この「朝活!」講座はお仕事のある方でも出勤前に参加できる時間帯に設定し、肩肘をはらずに自然を楽しんでいただく目論見の講座です。今年度はこの先、9月30日に「朝活!きのこ観察」を開催しますので、ご興味のある方はどうぞお問い合わせください。

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調査と事業の報告 : 7/11 博物館講座「北星山の自然かんさつ」
投稿日時: 2020-7-13 6:50:00 (113 ヒット)

博物館講座「北星山の自然かんさつ」。中富良野町地域おこし協力隊の田中信哉さんを講師に中富良野森林公園(北星山)を歩きながら自然観察をしました。

まずは野鳥の声を聞いては、その野鳥の生態を紹介していきます。


クマゲラの採餌痕にはコケでできたオオルリの巣がありました。


田中さんが制作した骨格標本などを用いて、野鳥の体の仕組みも紹介しました。


子供たちの多くは、虫取り網を持ってきており、思い思いに蝶などを採集していました。ふだんこの山をフィールドにしている森のようちえん「森のたね」の参加者が多くきてくれていて、いつものように楽しんでくれていたようです。


昨年ベニバナイチヤクソウの生態を学ぶ学習会をこの山の一角で行いましたが、博物館では北星山をフィールドとした自然観察会はこれまでほとんど行っていませんでした。今回は田中信哉さんの協力を得て、魅力的なフィールドを散策することができました。
この講座は、特別展「富良野盆地の動物たち〜からだのしくみにせまる〜」の関連イベントです。特別展もぜひご来場ください。
特別展のリンク

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調査と事業の報告 : 7/7 富良野高校科学部・骨格標本づくり
投稿日時: 2020-7-13 6:40:00 (115 ヒット)

7月7日の放課後、富良野高校にお邪魔し、中富良野町地域おこし協力隊の田中信哉さんと共に、科学部の活動に協力しました。
内容はハツカネズミの骨格標本作りの指導です。この日は骨から肉を取ってポリデントに浸けるところまで行いました。


★地域の学校等の先生方へ
歴史や自然などに関する学習で、講師派遣の要望がありましたら、博物館(42-2407)にお問い合わせください。

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