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    博物館講座 : 9/30文化財めぐり ふらの狛犬さんぽ
    投稿日時: 2023-9-30 17:30:00 (181 ヒット)

    富良野沿線の社寺参道に奉納されたバラエティ豊かで、地域色のあるユニークな石造狛犬たちを博物学視点から紹介する文化財めぐりを9月30日に開催しました。

    富良野神社からスタートし、島の下神社、中富良野町の弘照寺、中富良野神社、上富良野神社、旭中神社を参拝訪問し、寺社の社殿建築と10対の狛犬を見学してきました。

    まずは富良野神社で大宝系・岡崎型・江戸系?3対の比較的スタンダードな狛犬さんたちを観察しながら、狛犬観察の基礎基本を学習。



    島の下神社と弘照寺では出雲系構え型と座り型を参考に道内の石工(富良野地方か?)が彫刻した特色ある狛犬をじっくり観察しました。直下の写真は昭和15年の皇紀2600年を記念して奉納された島の下神社の記念写真(『島の下郷土誌』より)で、さらのその下が弘照寺の例です。このタイプの狛犬は知る限りでは富良野地方や芦別、さらには中頓別、西興部村等に局所的に分布しています。







    中富良野神社では齋藤石材(中富良野町⇒富良野市)の齋藤吉蔵が彫刻したオンリーワンの独特な表現の狛犬に拝礼。富良野地方で最もインパクトのある狛犬さんに出会い、参加者も笑顔。今回特別に太田権禰宜にご案いただき、拝殿内の陶磁製狛犬も拝観させていただきました。



    後半は、地元の石工・佐藤辰之助が上富良野硬石(輝石安山岩)で彫刻した上富良野神社の鏑城型と東中神社の江戸系の要素がみられる例を、観察会の最後には旭中神社の山崎型狛犬を見学できました。

    今回の見学会では狛犬の造形デザインと類型はもちろんのこと、石材利用や地域の石工職人と狛犬などの石造彫刻、その流通なども紹介しました。狛犬をモチーフに富良野地域の歴史を学んだ1日になりました。

    来年ないし再来年には、富良野市街地から占冠村までの沿線南半部の狛犬さんたちを訪ねてみたいと思います。

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    博物館講座 : 8/12 博物館講座「変形菌さがし」
    投稿日時: 2023-9-4 6:30:00 (142 ヒット)

    太陽の里沢コース(山部地区)で、変形菌の観察会を行いました。盛夏の観察会は初めてなので、どんな変形菌が見られるか期待しながら実施しました。


    お盆のさなかでしたが、24人もの方が参加してくれました。網走、雄武など遠方の方も数名いらっしゃり、変形菌に興味を持つ方が少なくないことを感じます。


    今回も講師は室蘭工業大学の矢島由佳准教授。専用の箱を用いた採集の仕方を説明しています。




    0.5个らいでしょうか、木の幹にあるこんな小さな変形菌を見つける矢島先生の目と感覚に驚かされます。


    ヘビヌカホコリの仲間。引っ張るとのびます。


    マメホコリの仲間。


    複数の変形菌がそろって生えているものを見つけると「銀座だ!」と言って喜びあいました。

    ◆午後からはご都合の会う方に午後から参加の方1名を加えて、博物館での講義と標本の顕微鏡観察をしました。





    矢島先生にきてもらった2022年の観察会で採集した標本の胞子を固定してプレパラートにしたものを観察。やはり胞子を調べないと正確な同定はできないそうです。



    ◆さらに夕方にはラベンダーの森(島の下地区)に場所を移して観察会。





    変形体(胞子を作る前の姿)のものとマメホコリの成菌と幼菌

    どんな種類が見られたか、正確なところは矢島先生に標本を送っての同定まちですが、期待していたリター(落ち葉)につく種類が見られなかったことは残念でした。それでも秋ほどではありませんが多くの種類の変形菌を観察することができました。
    実は身近な場所にもかなり変形菌が存在しています。案外、街中でも見られますので、皆さんも周りを見渡してみてはいかがでしょうか?見つけた時にはぜひ、博物館にも情報をお寄せください。

    ↓こちらは末広町・清流公園で見つけたもの。残念ながら胞子体になる前に雨で流れてしまいましたが・・・。

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    博物館講座 : 9/2 富良野の自然に親しむ集い「活火山・活きている大地」
    投稿日時: 2023-9-4 6:00:00 (143 ヒット)

    今年度4回目の「富良野の自然に親しむ集い」では、通称”安政火口”の見学会を行いました。今回は特別展「富良野原野の開拓と山手幹線用水路」の関連企画でもあります。


    富良野盆地の土地改良の歴史において、人々が苦労した理由の一つに、ヌッカクシフラヌイ川などいくつかの河川が硫黄成分を多く含んでいて、作物の生育に適していなかったことがあります。


    ヌッカクシフラヌイ川をさかのぼっていくと安政火口のすぐ下部になるのですが、これが今回、安政火口を探索する目的の一つです。


    ということで、富良野市役所から出発したバスは山手幹線用水に近い9線道路を通り1時間ほどかけて、十勝岳登山口にやってきました。
    ここで、今回講師をお願いしている十勝岳ジオパークのガイドの方々と合流しました。


    コースや地史の概要をお聞きした後早速出発。
    序盤では足元の土砂が前方に崩壊面の見える三段山由来であることを教えてもらいました。露頭のところで岩礫のサイズ分布や尖り・丸み具合を観察しながら判断できることを教えてもらいます。




    エゾオヤマノリンドウ


    硫黄採掘の際、馬に足を洗わせたという池を見学。


    付近の露頭を見ると、樽前山の噴火による石灰岩の層など地史を知ることができます。


    いよいよここから降りて、安政火口に向かいます。雨風ですぐ道が崩れてしまうとのことで、だいぶ急な降り口となっていました。


    進むにつれ、黄色い硫黄が増えてきます。このあたりでヌッカクシフラヌイ川の水にpH試験紙をつけると酸性が強くなっており、硫黄分が多くなっているのがわかります。


    いよいよ安政火口に到着。あちこちで熱い蒸気が噴き出ていて、うかつに手をかざせません。この蒸気を利用して生卵を温め、ゆで卵にしていただきました。


    暖かい岩上に腰掛けながら露天掘りから液化採掘への変遷といった硫黄採掘の歴史、十勝岳温泉の開泉や取水地点を探索してきた歴史も詳しく教えていただきました。




    硫黄の結晶




    あちこちに顔をのぞかせている花崗岩がありますが、それが崩れてできたガレ場からはナキウサギの声も頻繁に聞こえてきます。


    毎年一回程度遠出して行うバスツアー。今回は十勝岳ジオパーク推進協議会のガイドの方々のご協力で、楽しく学ぶことができました。

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    博物館講座 : 8/26 博物館講座「プロジェクトO(オオハンゴンソウ)」花摘みと草木染
    投稿日時: 2023-9-1 1:50:00 (135 ヒット)

    今年2回目のオオハンゴンソウの防除活動、花摘みと草木染めを実施しました。今回も上川総合振興局と共催での実施です。

    さっそくオオハンゴンソウの花を摘むぞ…と思ったら、ちびっこたちは草花や虫たちが気になって次々と質問を浴びせてきます(嬉しい悲鳴)。この時期目立つのはツルニンジンの筒状の箱のような形の花。


    なぜオオハンゴンソウの花を摘むかといえば、それぞれの土地に根付いた動植物たちを保全するため(もちろんはるか海の向こうからやってきて必死に生きているオオハンゴンソウの花たちそのものが悪いわけではないのですが)。なので自然を満喫する子どもたちの姿を見るとやる気が湧き上がってきます。




    1時間弱ほどでこんなに摘みました。摘んだ花は公園の一角で枯らします。※今回染め物に使うのは、あらかじめ抜いて煮出しておいたものなんです(煮出しなどの準備が必要なため)。


    ひとまず記念写真をパチリ。

    そして室内に移動して草木染めをはじめます。



    講師の小林さんに教わって、染めるシャツや手ぬぐいに模様をつけるための"しぼり"を作ります。


    染液に浸けて待つ間、共催の上川総合振興局の盒兇気鵑外来種についてのお話をしてくれました。


    三種類のザリガニについても解説。どれが日本固有のザリガニかな?


    オオハンゴンソウで染めたあとしっかりしぼりますがまだ終わりではありません。


    今度は別の外来種オオアワダチソウでも染めておしゃれなグラデーションにしました。


    例年にもまして皆さんが楽しみながらやってくれたのが印象的でした。とはいえ暑かった!皆さん本当にお疲れ様でした。

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    博物館講座 : 9/9 博物館講座「米どころ”富良野”の歴史遺産をめぐる」
    投稿日時: 2023-9-1 0:00:00 (137 ヒット)

    特別展「富良野原野の開拓と山手幹線用水路」の関連企画として、土地改良の歴史を物語る史跡をめぐるツアーを開催しました。


    最初に訪れたのは富良野盆地を一望できる小高い丘・清水山(富良野ワインハウス駐車場)。配布資料の「フラヌ原野区割図」(明治33年)と眼下の富良野盆地を比較しながら解説をスタートしました。
    この山は原野の用排水路整備の大工事をなしとげた兜谷徳平が当時の北海道庁長官をここに連れてきて原野を一望しながら説得した場所でもあります。




    ヌッカクシフラヌイ川とデポツナイ川の合流部。この周辺の直線的な水路はまさに大正期の大工事の成果です。この水路により泥炭地の排水がなされ、現在低地部一円に広がる農地が広がっていきました。
    元東京大学北海道演習林の井口和信さんも助っ人講師として随所で補足説明をしてくれました(この地域の開拓のかなりの部分が北大・東大の両大学を地主として進められた経緯や建造物の材の特性、自然史から見た開拓の負の側面など)。

    古民家ここにわは昭和2年に建てられた豪壮な農家建築で、母村(富山県)文化を継承しつつ、中廊下が設けられるなど西洋の様式も取り入れています。ご主人の山縣さんのご厚意でリノベーションされた客室を見せていただき、歴史的建造物の現在への利活用の事例も学ぶことができました。





    当館にも立ち寄り、短時間ですが解説を聞きながら特別展観覧し、当地の農業と土地改良の歴史の概要をおさらいしました。

    ↓特別展の立体模型「富良野原野の水路と地形」解説映像

    (クリックすると動画サイトが開きます。)


    勇振川温水ため池。富良野盆地の南部は北部と違って比較的泥炭が浅いのですが、一方で空知川から取水する山部幹線用水が引かれるまでは水田稲作には冷たくて適さない芦別岳由来の雪解け水を用水として利用しなければならないのが悩みでした。このため池は雪解け水を温めながら利用するための仕組みです。面積は道内2番目、11面の遊水池の数は道内で最多です。


    明治39年に入植し本地区で初めて玉ねぎを栽培した山崎家で米や資材などを収納した倉庫。こちらも山崎さんのご厚意で、倉庫の中をじっくり見学させていただきました。


    多くの方のご厚意のおかげで、充実した見学会を開催することができました。皆さんに感謝を申し上げます。

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    博物館講座 : 6/10 オオハンゴンソウ防除活動「プロジェクトO」第1回抜き取り
    投稿日時: 2023-6-15 0:00:00 (154 ヒット)

     博物館講座「プロジェクトO」は外来植物オオハンゴンソウ(O)の拡大をおさえる取り組みです。毎年6月は開拓以前の湿地林の自然環境が残る鳥沼公園で「抜き取り」作業を第1回として行っています。市内の建設関係企業の互助会であるサンエー会のメンバーと一般参加者合わせ約20人が活動しました。


    開会のごあいさつ(サンエービルド工業・浅田社長)

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    博物館講座 : 5/13 富良野の自然に親しむ集い 第1回「花とバードウォッチング」
    投稿日時: 2023-5-14 6:00:00 (211 ヒット)

    31年目を迎えた富良野の自然に親しむ会。今年度第1回目の観察会は東大樹木園で開催しました。



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    博物館講座 : 3/18 ふらのの自然を見つめて〜富良野の自然に親しむ集い30年の歩み〜
    投稿日時: 2023-5-14 0:00:00 (201 ヒット)

    いつも当館と共催で自然観察会や講演会を実施している「富良野の自然に親しむ会」の設立30周年を記念し、シンポジウムや座談会、展示、体験を合わせたイベントを富良野市複合庁舎1階で行いました。

    第一部は、創設メンバーでもある永盛会長・井口副会長が、博物館と連携する以前の1992年からはじまる「富良野の自然に親しむ会」の歩みを紹介しました。井口さんは観察した場所やテーマの紹介や、設立の経緯(鳥沼公園の改修計画を耳にし、その動きを問題視するところから始まった)を、

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    博物館講座 : 4/29 山川草木を育てる集い 植樹祭
    投稿日時: 2023-5-7 0:00:00 (245 ヒット)

    山川草木を育てる集い、恒例の植樹祭が行われました。今年は34周年になります。写真は挨拶の梶代表です。

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    博物館講座 : 3/4 富良野の自然に親しむ集い「アニマルトラッキング」
    投稿日時: 2023-3-11 0:00:00 (311 ヒット)

     今回の「富良野の自然に親しむ集い」は堅雪の上を歩く自然観察会。東大樹木園で動物の足跡などの痕跡や、木々の冬芽、クマゲラやその採餌木などを観察しました。

    末尾に3月18日開催の「富良野の自然に親しむ会」の会員の力を結集したイベントのお知らせがありますので、ぜひご覧下さい。

    【動物の足跡や寝ころんだ跡】

    イタチ類の足跡


    映像「動物の足跡」
    永盛会長は跳ねる様子を実演。こんな感じで高校の生徒たちも指導していたんですね。

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