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    博物館講座 : 8/31 博物館講座「菌類の秘密探検〜きのこと菌根菌の観察会」
    投稿日時: 2019-9-15 4:10:00 (220 ヒット)

    きのこ観察会を鳥沼公園で行いました。ただのきのこを見て回るだけではなく、きのこの生態や自然を支える役割を講義で学び、それをもとにきのこやきのこが生育する森を観察するプログラムです。

    午前中は帯広畜産大学の橋本靖准教授から、菌根菌というタイプのきのこが樹木が栄養を吸収する手助けをして、広大な森が成立させていることなど、普段意識することのないきのこの働きを教わりました。


    あくまでイメージですが、きのこと樹木はこの模型のように根と菌糸でつながり、互いに栄養を供給しあっています。画像をクリックして、根周辺のようすを観察してみてください(この画像のみクリックするとより高解像度の画像が見られます)。


    午後は、東大演習林の井口和信さんを中心に、公園内のきのこを探して回りながら、鳥沼の森もきのこが支えてくれていることを実感しました。




    今回、座学の会場とした鳥沼会館のホールは参加者であふれるほどで、秋も近づききのこに対する関心が高さまっていることがうかがえました。



    【特別展「森を支えるきのこ」】のお知らせ

    この講座は富良野市博物館特別展「森を支えるきのこ」の関連講座です。特別展では講座と同じくきのこが自然を支える役割が主なテーマ、本物そっくりのきのこ模型(200個以上!)や多数の乾燥標本と生態写真を用いて視覚的にわかりやすくお伝えしています。
    きのこっていったい何者?とという思ったことがある方は少なからずいると思いますが解説パネルを読んで学んでみてはいかがでしょうか。


    こちらはきのこの本体である菌糸が土の中で発達したものを実際にさわることができるコーナーです。


    さらに、記念品のきのこカードも配布しています。クイズに正解するともらえますので、ぜひチャレンジしてみてください。


    富良野での開催は9月22日までですので、ご興味のある方はぜひお早めにご来場ください。
    こちらの記事も参照ください。 → 第37回 特別展「森を支えるきのこ」

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    博物館講座 : 8/23 プロジェクト「O」〜外来種で草木染め〜
    投稿日時: 2019-9-14 15:50:00 (617 ヒット)

    鳥沼公園で分布を広げ、自然景観をどんどん変えてしまっている外来植物オオハンゴンソウを減らし、現生の自然を守ろうという取り組みです。


    6月の活動では草全体を根っこから引き抜きましたが、今回は実をつける前のお花(やそのまわり)だけを摘み取って「オオハンゴンソウの元気をなくさせてやろう」という、効率のいい(オオハンゴンソウは意地悪!と思っているかも・・・)活動です。


    ほとんどやんではいましたが、草についた雨露に少し濡れながらも頑張りました。途中、晩夏の鳥沼を彩る草花も観察しました。花は生き方(繁殖の仕方など)に応じて大きさも色も形も様々です。


      
    ヒヨドリバナ・キツリフネ・ツルニンジンなどが見られました。



    その後、室内でオオハンゴンソウを材料にした草木染をしました。日頃あまり草木染めに使われないオオハンゴンソウなので、講師の小林静子さんはかなり試行錯誤をしてよい色が出るよう工夫して講座に臨んでくれました。


    そのおかげもあり、参加者は明るい黄色の手ぬぐいや(ミョウバン媒染)、濃色の手ぬぐい(鉄媒染)を手に笑顔を見せてくれました。


    今回の講座は、草花観察や草木染めといったお楽しみの要素も加えて実施しました。参加者の皆さんも気張らず楽しみながら、同時に地域の大切な自然を守ろうという気持ちで取り組んでくださったようでした。いったん入りこんでしまった外来種は一気に根絶するというより、毎年少しずつでも抜いたり摘んだりして「付き合っていく」ことが大事です。これからも市内や近所の方が、「たまには・・・」という気持ちで手を貸していただるよう、富良野市博物館も講座を行ったり啓発活動を行っていきます。
    ※講座の実施にあたっては環境省に確認していただいています。

    【ふらの環境展2019】のお知らせ
     ■日時:9月21日 10時〜16時が
     ■場所:「たまりーば」(ふらのマルシェ2内)

    当館も事例発表(13時〜13時半頃)とブース出展(終日)で、オオハンゴンソウの防除活動を紹介します。また、小林講師も同じブースで捨ててしまうビニールゴミやトウモロコシの皮を使った織物づくりの体験を指導します。
    この会場では終日フリーマーケットや様々な体験ブースを訪問でき、高校生の研究発表、保育所の先生方の読み聞かせなども行われますので、是非ご来場ください。


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    博物館講座 : 7/13 博物館講座 土の中の小さな生きもの観察会
    投稿日時: 2019-7-16 7:40:00 (283 ヒット)

    名寄東中学校の寺口翔馬先生と元富良野高校理科教諭の永盛俊之さんを講師に鳥沼公園で講座を行いました。
    ※寺口先生は昨年まで北海道教育大学旭川校に在籍しており、卒業論文で富良野市立樹海中学校を対象とした森林学習プログラム(土壌動物しらべ)の指導者を担当しましたが、今回はその内容を一般の方にお伝えする機会として実施しました。

    小雨の降る中、まずは外に出て公園内の「ハンノキの林」で自然散策をしつつ、乾いた草はらと湿地林の2か所で土壌を採取しました。

    落ち葉の層をとってから、その下の腐葉層をシャベルで掘り取ります。

    それらを持ち帰り、室内でふるいにかけながら、目を凝らして動くいきものを見つけてはシャーレに投入します。

    ピンセットでも取り切れないようなとても小さな土壌動物はツルグレン装置で捕まえます。これは、電灯で土壌を乾燥させ、逃げ出したところをフラスコで受け止める土壌動物の採取法です。



    昼休憩を取った後はこれらの生き物の分類作業です。検索シートを見て目レベル程度まで分けていきます。慣れるとかなり自分たちで判断することができますが、わからないときは講師を呼んで教えてもらいました。

    トビムシ

    ヒメフナムシ

    陸貝

    ダニ(ツルグレン装置)

    ワラジムシ(抱卵中!)


    採集した二つの場所(乾いた草はらと湿地林)では共通するものも多かったですが、異なる生物も少なくありませんでした。例えば乾いた草はらでは自然度の低い環境に多いヒメミミズが多かったり、カメムシなど昆虫の種類が多めでした。一方、より富良野盆地の開拓以前の姿の様相を残している湿地林では巻貝やヒメフナムシなどが見られました。


    土壌動物は、動植物の遺体が分解され土壌を生成するプロセスにおいて重要な役割を担う存在です。今回はちょっと変わった切り口の講座でしたが、生態系を陰で支える土壌動物を知っていただき、改めて自然に親しむ機会としていただけたのではないかと思います。
    また、今回の調査記録は標本と共に博物館に保管し富良野地域の自然史資料として保存されます。

    【お知らせ】
    富良野市博物館では8月3日(土)より

    第37回特別展「森を支えるきのこ」
    を開催します。土壌動物が機械的に細かくした落ち葉などの有機物を化学的に分解し、樹木や草花の生育する栄養分を供給する役割を担うのが菌類(きのこ)であり、こちらも大変重要な生態系の構成者です。そんな菌類の世界にどっぷり浸かる展示内容となっています。ぜひご覧ください。

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    博物館講座 : 7/4 博物館講座 朝活!きのこ散歩(第1回)
    投稿日時: 2019-7-5 19:40:00 (456 ヒット)

    きのこをテーマに、お仕事などの活動前の早朝7時から自然観察する講座を実施しました。講師は元東大演習林教員の盒彊衢困気鵝⊂貊蠅歪讃存園です。7月にきのこ観察会と聞いて「え?」と感じる方も多いと思いますが、季節が変わると見られるきのこの種類も変わります。春先はほとんど見られなかったきのこも7月に入りだいぶ増えてきています。この日は20種類ほどのきのこが見つかりました。

    ウラベニガサ


    コフキサルノコシカケ


    ?2个曚匹了韻両さなきのこ


    コウヤクタケ

    枯れた樹木や土の中の有機物に生えてそれらを分解する腐生菌が多くみられました。

    ホウキタケの仲間


    ニオイコベニタケ

    これらは共生菌の仲間ですが、この日はあまり見られませんでした(腐生菌・共生菌などの菌類の分類については 過去記事(6/22) も参照ください)。ニオイコベニタケのようなベニタケ科のきのこは夏型のきのこの代表格です。

    土の中の菌糸を観察することもできました(写真が横を向いてしまっています)。

    これはホウライタケの仲間ですが、土の中の分厚い菌糸とつながっているのがよくわかります。

    菌糸の集まりは3〜4僂曚匹發△襪任靴腓Δ。

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    博物館講座 : 6/22 博物館講座「菌類の秘密探検〜ベニバナイチヤクソウの不思議な生き方〜」
    投稿日時: 2019-6-28 17:50:00 (522 ヒット)

    帯広畜産大学で菌類を研究する橋本靖准教授を招いて、生態系を陰で支える「菌類(きのこ)」を学ぶ講座を開催しました。場所はベニバナイチヤクソウの群落がある中富良野森林公園(通称「北星山」)で野外観察し、座学は「なかまーる」(中富良野町の公共施設)で行いました。

    まずはスライドを使って、菌類の生態・自然環境の中で果たす役割からベニバナイチヤクソウと菌類の関係に至るまで様々な菌類に関わるお話を聞きました。

    おおまかにいうと、
    (1)菌類(きのこ)って何?/菌類のすごさ 嵎解者としての役割」

    (2)菌類のすごさ◆嵜∧と栄養を供給し合う共生関係を構築」

    (3)菌類から栄養を奪ってしまう植物

    といった内容でした。
    ※末尾にお話の概要を紹介しています。

    昼食の後は、野外観察・採取・顕微鏡観察をしました。

    雨が降る中ではありましたが、一部の樹木の実生やイチヤクソウ類を採取して持ち帰り、土を洗い落として根についている菌根を顕微鏡で観察しました。






    ↓トドマツの根についた菌根(子嚢菌とみられる)


    ↓ベニバナイチヤクソウの根についた菌根

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    博物館講座 : 6/9 自然観察会「化石観察会」
    投稿日時: 2019-6-13 0:10:00 (616 ヒット)

    富良野の自然に親しむ集い第2回「化石観察会」を実施しました。
    今回は富良野盆地を飛び出し、元緑峰高校理科教諭の森伸一さんとその仲間である千葉一弘さんに解説していただきながら白亜紀コニアシアン期のイノセラムス(二枚貝)やアンモナイトを拾って観察しました。




    北海道を南北に縦断する中央山地帯はプレートがぶつかり海底が盛り上がってできており、上記のような海洋生物の化石が多く見つかります。今回は好天に恵まれた中、北海道の大地の成り立ちの秘密や古生物相を学ぶことができました。


    【化石観察にあたっての注意事項】
    この講座の実施にあたっては空知森林管理署に入林申請し、安全管理にできるだけ注意して実施しています。化石観察の際は、ヒグマ、スズメバチ、転倒や落枝などによるケガなど一般的な野外活動の危険の他、ハンター(有害鳥獣駆除は通年行われている)による誤射、国道沿いを徒歩で歩くことによる交通事故など様々な危険が考えられます。個人の活動で化石観察をされる場合は、あらゆる危険に配慮し、経験豊富な方と一緒に活動することをお勧めします。

    【お詫び】
    今回、定員を大幅に上回る申し込みをいただいたため、抽選で参加者を選ばせていただくと共に市外の方はお断りさせていただきました。参加できなかった方にお詫びさせていただきます。富良野の自然に親しむ会(事務局:富良野市博物館)は年5〜6回程度自然観察会を開催しており、そのうち1回は富良野市外に出る講座を実施しています。その中で数年に一度古生物にかかわる観察会が実施される見込みです。ご興味のある方は定期的に当Webサイトや富良野市の広報などをお調べください。
    また、今回講師をしてくれた森伸一さんから「化石を学びたい方を積極的にサポートして、古生物を学ぶ楽しさを普及したい」とのお言葉をいただいていますので、当館にご連絡いただければ、森先生におつなぎすることが可能です。

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    博物館講座 : 6/8 プロジェクト「O」〜外来種を考える〜 第1回「抜き取り」
    投稿日時: 2019-6-12 23:20:00 (442 ヒット)

    外来植物オオハンゴンソウを抜き取る事業をサンエー会青年部およびサンエー会の共催で実施しました。※活動の目的についてはこちらを参照:http://furano.sub.jp/modules/news/article.php?storyid=332

    これまでの取り組みのおかげで腰の高さ程度の個体がほとんどになっています(6月時点)。今回はやや丈の高い個体が残る公園のトイレ付近と奥の石段付近の2か所を中心に抜き取りを行いました。


    作業指導は北海道教育大学旭川校の斎藤和範さんです(写真は作業前の説明)。


    17名のサンエー会の方と6名の一般参加者にご参加いただき1時間半程度の活動をしたおかげで、今年も広い範囲で抜き取りを行うことができました。


    打ち上げの席では「10年以上活動しても根絶には程遠いのか」という感想があった一方、「活動してなかったら、鳥沼公園は今よりはるかに黄色一色の姿になっていたかもしれない。そう考えるとこの活動の成果は大きいんじゃないか。」という声もありました。職員や講師も同じ思いで、黄色一色になるということは、他の多くの草花が見られない単純な(しかも全国一律の)生物相になるということです。
    終わりが見えにくい取り組みだけに、モチベーションを保つ難しさがありますが、協力してくださる地域の方々がいることがとてもありがたいです。

    第2回の活動(博物館単独事業)は花の摘み取りとオオハンゴンソウ(ほか)を用いた草木染めで、8月24日(土)に実施予定です。ご興味のある方はどうぞご参加ください。

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    博物館講座 : 5/19 自然観察会「なまこ山の春〜花と蝶をめでる〜」
    投稿日時: 2019-5-24 15:00:00 (165 ヒット)

    恒例の自然観察会シリーズ「富良野の自然に親しむ集い」の第1回を行いました。場所は表題の通り、なまこ山(朝日ヶ丘公園)です。


    最初は駐車場から山頂へ散策。「蝶とり名人」永盛講師に教わって、本格的な捕虫網(虫取り網)をふるい蝶たちを見比べたり、イタヤカエデなどの樹木の花々を観察しました。


    その後、北側斜面の小道を下りながら、エンレイソウやフデリンドウなど林床が明るいこの時期に花を咲かせる草花を観察したり、仕掛けておいたピットホール(落とし穴)トラップに入った昆虫を確認しました。南側斜面に移り、小道を上って駐車場に戻って観察会は終わりとなりました。

    暖かく天気にめぐまれた中、里山の自然を満喫する観察会となりました。

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    博物館講座 : 4/18 8ミリフィルム動画上映会「記憶のかけら~昭和の情景、家族の日常」
    投稿日時: 2019-4-30 21:10:00 (252 ヒット)

    4月18日(木)、富良野文化会館にて、昭和25~39年にかけて森本旅館、森本食堂を経営した森本馨さん(故人)が撮影した8ミリフィルムの編集動画上映会を開催しました。昼の部・夜の部合わせて約60名の市民が鑑賞しました。

    2年前にご寄贈いただいた約6時間に及ぶフィルムをすべてデジタル化し、富良野で行われた行事や風景などのフィルムを選び出し、約80分の動画に編集して、鑑賞いただきました。

    その内容は、富良野小学校の運動会や空知川での水泳授業、聖園幼稚園や保育所の行事、急行まりもの脱線事故、島の下温泉、輓馬競争、商工まつり、富良野高校の仮装行列など様々です。

    上映会には、ご寄贈いただいた馨さんの長男・毅さんにもご参加いただき、当時の思い出を語っていただきました。

    今回上映した動画の一部は、スマートフォンをお持ちの方のみ、アプリをダウンロードすると鑑賞できます。また本年11月の山部総合文化祭でも再上映予定です。

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    博物館講座 : 【実施報告】自然観察会「早春の森をめぐろう」
    投稿日時: 2019-4-24 15:40:00 (256 ヒット)

    第6回 富良野の自然に親しむ集い
    「早春の森をめぐろう」


     シーズン最後の冬鳥観察をしようと3月24日(日)に自然観察会を実施しました。多くの水鳥を確認できましたが、あいにく雪が降りしきる天候で種類が判別できるほど観察できず、主役はすぐに小さな生き物にバトンタッチとなりました。


     ボート乗り場付近のミズナラ(どんぐりのなる木)の冬芽をじっくり見ると、1ミリに満たない白いドーム状のふくらみが見つかりました。これはジョウザンミドリシジミの卵です。蝶類を研究する永盛会長が用意した標本をルーペで見てみると、二つの卵のうち一つには黒い穴が開いていました。これは寄生蜂で世界最小のタマゴヤドリコバチが出てきた穴らしく、小さな卵に寄生するさらに小さな蜂(0.4弌)がいることを知って驚きました。

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