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    博物館コラム・読みもの
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    読みもの・コラム : コラム:博物館の昔のどうぐ『柱時計』
    投稿日時: 2021-6-1 8:00:00 (287 ヒット)


    (3)柱時計

     私が小学校低学年頃まで柱時計があったと記憶しています。時計が止まれば、2つのネジを回す仕事がありました(たぶん2つ)。親戚の家では鳩時計があり、「ポッポ―」と鳩が出る時計に若干のうらやましさを覚えました。今となっては、カチコチとなる音にわずらさしさと不気味さを感じるのは私だけでしょうか。


    左から 収蔵資料番号「生活2522」「生活39」「生活38」「生活37」

     柱時計はテーマ3「戦後のあゆみ」(1階)に展示されています(写真の左の資料)。


    ※この記事はクマゲラ通信6月号に掲載しました。

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    読みもの・コラム : 5月19日 御料地の開拓(コラム「今日はなんの日?」)
    投稿日時: 2021-5-19 0:00:00 (435 ヒット)


    5月19日
    御料地の開拓

     大正2年のこの日は奈良県吉野郡中荘村の人々が御料地域(当初は下御料)に入植した日です。中村千幹らが最初に富良野(扇山地域)に入植したときから20年近くが経過したこの頃、耕作に適した地は既に人々が暮しをきざんでおり、彼らが取得した御料の地は、開拓の鋤を受け付けない石礫荒蕪の地でした。入植は団体長・植崎昇二郎を中心に40戸(翌年の入植者を合わせると49戸)でなされましたが、櫛の歯をひくように、故郷に帰るもの、他の土地に転住するものが相次ぎ、開拓農家は10戸足らずしか残りませんでした(昭和50年頃の記録)。
     なお、上御料には同じ大正2年のうちに奈良県吉野郡宗桧村・国栖村・山形県・徳島県の団体が、中御料には故郷の異なる人々40戸の集団である都団体が入植しています。
     
    (左:御料地の入植者(吉野団体)の記念写真 右:馬耕風景)

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    読みもの・コラム : コラム『馬わらじ』(シリーズ博物館の昔のどうぐ)
    投稿日時: 2021-5-1 0:00:00 (236 ヒット)


    (2)馬わらじ

     冬の間のすべり止め用に牛や馬にはかせたもの。ひづめを保護する役目もあったようですが、蹄鉄の普及で使用されなくなっていきました。藁でしっかり編み込まれ丈夫に作ってあり、昔の人の技術に驚かされます。人間だけではなく、家畜にも草鞋を履かせてあげた優しい背景を思い、心ひかれました。
     テーマ3「富良野の開拓」(1階)に展示してあります。




    ※この記事はクマゲラ通信5月号に掲載しました。

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    読みもの・コラム : 【コラム】4月22日 ようこそ「青い目の人形」(シリーズ 今日は何の日)
    投稿日時: 2021-4-22 0:00:00 (246 ヒット)


    4月22日
    ようこそ「青い目の人形」

     昭和2年のこの日は富良野小学校に西洋人形の贈り物が届いた日です。富良野だけでなく日本中の小学校にはるばるアメリカから人形が届けられました。


    ギューリック博士(左)と青い目の人形

     これはアメリカ人のシドニー・ギューリック博士の発案でした。当時、アメリカでは日本人移民に対する反感が強くなってきており、親日家のギューリック博士はそんな世の中の雰囲気を憂いて、アメリカの子供たちから日本の子供たちへ人形を贈ろうと提案したのです。
     山部小学校にも人形が届いたことが記録されており、『開校70周年記念誌・やまべ』に人形の到着を記念して「米国お人形歓迎展覧会」が開かれたときの写真が掲載されています。贈られた人形は12,739体にも及び、そのお礼として、日本からも日本人形がアメリカの子供たちに贈られました。

     
    山部小『米国お人形歓迎展覧会』(左)とニューヨークで開かれた答礼人形歓迎会

     しかし、その後日本とアメリカの関係は悪くなり続け、ついには戦争となってしまいます。青い目の人形は迫害の対象となり、多くは焼かれるなどして破壊されてしまいました。それでも世の中の風潮に流されず、密かに残されたいくつもの人形がありました。富良野市博物館で展示されているのもそのうちの一体で、これは本慎寺の中島住職から寄贈いただいたものです。


    寄贈を紹介する当時の新聞記事

    ※この記事は『ふらの博物誌』(2014年 富良野市郷土研究会)P125「東山の青い目の人形」(中島英明氏)を元に記述しました。より詳しい話を知りたい方はぜひご一読ください。(市立図書館などで借用できます。購入希望の方は富良野市博物館までお問い合わせください。☎0167ー42-2407)

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    読みもの・コラム : 『保留用オルゴール』(シリーズ博物館の昔のどうぐ)
    投稿日時: 2021-3-12 17:00:00 (633 ヒット)


    (1)保留用オルゴール

     「ダイヤル式黒電話」は電話を掛ける、受けるの機能しかなく、保留中のオルゴールは当時とても画期的な品物だった記憶があります。受話器をオルゴールに置くと心地よい音色が流れます。音楽の音色が何種類あったのかは忘れてしまいましたが、収蔵されたものを見つけて、当時の懐かしい記憶を思い出しました。






    ※この記事は富良野市博物館ミュージアムレター34号に掲載しました。

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    読みもの・コラム : 道内学芸員コラムリレー「秘蔵品のモノ語り」
    投稿日時: 2014-7-23 9:40:00 (682 ヒット)

    北海道博物館協会・学芸職員部会ホームページで連載中のコラム「秘蔵品のモノ語り」。 道内の学芸員がリレー形式で各館の秘蔵品を紹介していきます。こからも続々連載予定です。

    第14回は私の担当。富良野市博物館が所蔵する秘蔵品、松本十郎書画「石狩河水源探究記行自序」を紹介しました。ぜひご一読ください。

    アドレスはこちら↓
    http://www.hk-curators.jp/archives/1866


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    読みもの・コラム : 自然観察会の報告ポスターを公開します(2013年・第2回&第3回自然に親しむ集い)
    投稿日時: 2013-10-10 15:40:00 (498 ヒット)

    ホタルと流れ星、夏に開催した2回の「富良野の自然に親しむ集い」開催報告ポスターを公開します。ホタルの乱舞、粘って見れた流れ星を思い起こしていただければ幸いです。

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    読みもの・コラム : 道新連載記事「続・富良野の木に会う」
    投稿日時: 2010-12-14 17:20:00 (882 ヒット)

    2010年秋に連載された第2弾です。(北海道新聞社許諾 D1012-9912-00007004)

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    読みもの・コラム : 道新富良野版連載記事「富良野の木に会う」
    投稿日時: 2010-12-14 17:00:00 (1319 ヒット)

    2010年夏と秋に、当センターボランティア研究員である倉橋昭夫さん(農学博士)が、北海道新聞富良野版に連載した記事を号紹介します。なおこの記事は北海道新聞社の著作物利用許諾(D1012-9912-00007004)を得て紹介しています。*「続・富良野の木に会う」は別に掲載します。

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