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    読みもの・コラム : 【コラム】4月22日 ようこそ「青い目の人形」(シリーズ 今日は何の日)
    投稿日時: 2021-4-22 0:00:00 (246 ヒット)


    4月22日
    ようこそ「青い目の人形」

     昭和2年のこの日は富良野小学校に西洋人形の贈り物が届いた日です。富良野だけでなく日本中の小学校にはるばるアメリカから人形が届けられました。


    ギューリック博士(左)と青い目の人形

     これはアメリカ人のシドニー・ギューリック博士の発案でした。当時、アメリカでは日本人移民に対する反感が強くなってきており、親日家のギューリック博士はそんな世の中の雰囲気を憂いて、アメリカの子供たちから日本の子供たちへ人形を贈ろうと提案したのです。
     山部小学校にも人形が届いたことが記録されており、『開校70周年記念誌・やまべ』に人形の到着を記念して「米国お人形歓迎展覧会」が開かれたときの写真が掲載されています。贈られた人形は12,739体にも及び、そのお礼として、日本からも日本人形がアメリカの子供たちに贈られました。

     
    山部小『米国お人形歓迎展覧会』(左)とニューヨークで開かれた答礼人形歓迎会

     しかし、その後日本とアメリカの関係は悪くなり続け、ついには戦争となってしまいます。青い目の人形は迫害の対象となり、多くは焼かれるなどして破壊されてしまいました。それでも世の中の風潮に流されず、密かに残されたいくつもの人形がありました。富良野市博物館で展示されているのもそのうちの一体で、これは本慎寺の中島住職から寄贈いただいたものです。


    寄贈を紹介する当時の新聞記事

    ※この記事は『ふらの博物誌』(2014年 富良野市郷土研究会)P125「東山の青い目の人形」(中島英明氏)を元に記述しました。より詳しい話を知りたい方はぜひご一読ください。(市立図書館などで借用できます。購入希望の方は富良野市博物館までお問い合わせください。☎0167ー42-2407)

    このコラムでは、その日に起こった富良野地域の歴史上の出来事を紹介します。


     
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