富良野市博物館
8月17日(2023年)に札幌テレビ放送(STV)の番組(どさんこワイド)にて、太平洋戦争時に起った富良野空襲に関する取材が放送されました。これは、富良野空襲の映像が新たに判明したことを受けた企画です。戦後78年を迎え、当時のことを覚えている方はかなり少なくなってきています。今回は郷土研究会会長の野嶋重克氏の紹介により、市街地の越野氏、北大沼の今井氏が取材されました。越野氏が追記した富良野空襲の被害図(原図は操上秀峰氏「富良野こぼれ話」より)市街地に住んでいる越野氏は実際に空襲にあい、その後すぐに農村部に疎開するという体験談を語りました。富良野市博物館(展示されている銃撃を受けた富良野駅のレールなどを撮影)今井氏は市街地から北東方向に位置する北大沼に住んでおり、上空を通過し市街地を攻撃する様子を目撃したことを語りました。郷土研究会・会長の野嶋重克氏も向かいの植竹病院が爆撃されたことなど、当時の様子をお話ししました。今後当館では放送されなかった部分も含め、今回聞き取りした内容を文字起こしして記録に残す予定です。