富良野市博物館
第10号では11月以降に取り組んできたガイド研修(座学)とガイドの集いの様子を紹介します。ガイド研修では、東京大学北海道演習林の坂上大翼先生を講師に樹木や森林、森づくりに関する計6回の研修会を実施しています。またガイドの集いにおいては、10月に実施した珠海小学校、山部中学校の試行の振り返りを行い、成果と課題について共有しました。詳細については、添付のPDFファイルをご覧ください。
大正2年に開業し本年3月3日をもって廃駅となるJR島ノ下駅。駅と地域の104年のあゆみを昭和20〜50年代の懐かしい写真や地図などから振り返ります。日帰り入浴やお食事等とあわせて、ぜひご観覧ください。★と き 平成29年2月18日(土)〜同年3月13日(月)*予定★ところ ハイランドふらの1階ホール http://www.highland-furano.jp/★観覧時間 6:00〜22:30(日帰り入浴受付時間)★観覧料 無料★チラシは下のPDFファイルでご覧ください昭和30年代の島ノ下駅舎昭和30年代の島の下市街地昭和30年代の島ノ下温泉・五楽園
富良野市博物館の広報紙「ミュージアムレター」の最新号vol.25を発行しました。本号では夏季特別展「富良野盆地の原風景 鳥沼公園」の様子や、自然観察会、絵画講座などの紹介をしました。どうぞご一読ください。↓下記のリンクをクリックし、閲覧してください。文化会館など市内の公共施設などにも置いてありますので、ご自由にお取りください。
生涯学習センターでは、今秋2組のインターン(職場体験実習)の受け入れを行いました。【樹海中2年生・伊藤柊二さん 10月26日(水)〜27日(木)】 自然関係の活動の編集作業にも興味があるという伊藤さんには、鳥沼公園で行う自然観察会「冬鳥ウォッチング」のしおり作りをしてもらいました。一昨年作った写真主体のものに、最近集計された野鳥調査の結果を組み込んでいく作業です。
「ふらの森の教室だより」No.8・9を発行します。9月〜10月には、富良野小学校4年生93名、樹海小学校3・4年生11名、山部中学校1・2年生19名の森林学習プログラムの試行を行いました。児童・生徒の皆さんにはとても意欲的に取り組んでくれました。8号・9号ではこの試行の様子を紹介し、成果と課題について簡単にまとめました。下のPDFファイルからご覧ください。今冬には東京大学北海道演習林の協力を仰ぎ、ガイド研修などに取り組んでいきます。NO.8↓No.9↓
二週連続で開催した特別展「富良野盆地の原風景 鳥沼公園」の記念事業のご報告です。◆9月3日(土) 講演会「地域とともに歩むサロベツ自然再生」 市立図書館ホールにて、稚内自然保護官事務所の坂本さんにお話しいただきました。 まずはサロベツ湿原の農地、泥炭の工業利用で開拓・利用が始まった頃から現在にいたる歴史。そして、自然保護の考え方の広まりと共に、人々の話し合いを経て、農地の一部を湿原の乾燥化を防ぐための緩衝帯とするなどの自然再生事業が実施されるようになった経緯。最後に、サロベツの取り組みを参考に、乾燥化や外来種の侵入が進む鳥沼公園での自然再生の取り組みのヒントを話してもらいました。 参加者の皆さんにとって、自然再生の取り組みに興味を持ったり、鳥沼公園の保全を考える思いを強める機会になったようでした。◆9月10日(土)「オオハンゴンソウ・バスターズPart2 花摘み」 外来種で元々の自然環境を替えつつある外来植物オオハンゴンソウ。数年来、抜き取りをしているのですが、今回は花を摘んで種が飛ぶのを防ぐという初めての取り組みを行いました。公園内のハンノキの林西側の散策路沿いで花や実を摘み取ったので、いらした方は目に付く黄色い花が無くなったことに気付かれると思います。 初めての取り組みなので、どれほどの防除効果があるのか、不明な部分もありますが、前週の講演会でのアドバイスも踏まえて、試行錯誤と考えて実施しました。今後の経過を見守っていきたいと思います。
鳥沼公園で秋の草花を観察しながら、在来の自然を脅かす外来種を減らす取り組み「オオハンゴンソウ・バスターズ」を開催します。実になる前の花を摘んで種が飛ぶのを防ぐ簡単な作業なので、秋の自然を楽しみながら、お年寄りから子供たちまで気軽に参加していただければ幸いです。 なお、この取り組みは25日まで市博物館で開催中の特別展「富良野の原風景 鳥沼公園」として行います。○場所 鳥沼公園(駐車場集合)○日時 9月10日(日)9:00〜(1〜2時間程度)○参加 無料○申込 生涯学習センター(0167-42-2407)まで電話でお申し込みください。
「ふらの森の教室だより」No.7を発行します。8月には、10月に実施する樹海小学校のプログラム試行の準備やガイドの集い研修会、そして東京大学北海道演習林の鎌田林長をお招きして講演会を開催しました。ガイドの集いの皆さんはとても熱心に研修会に参加し、約30数種の郷土樹種の特徴を覚えるなど、進展がみられます。またプログラム作りも東京大学北海道演習林のご協力を得て、いくつか進行中です。9月には富良野小学校の試行をはじめ、ガイドの集いのリスクマネジメント研修などにも取り組んでいきます。
サロベツ湿原の保全活動に取り組まれている環境省 稚内自然保護官事務所の坂本真一さんをお招きして標記の講演会を開催いたします。ぜひご来場ください。○場所 富良野市立図書館○日時 9月3日(土)13:00〜15:00○参加 無料○申込 生涯学習センター(0167-42-2407)まで電話でお申し込みください。★9月10日は 外来種を減らす取り組み「オオハンゴンソウ・バスターズPart2 花摘み」も開催します。こちらも参加者募集中です。
「ふらの森の教室だより」No.6を発行します。7月には山部小学校5年生を対象に初の森林学習プログラムの試行を行いました。課題も多く残りましたが、こうした課題は次回に向けて改善して取り組みを進めていきます。今号では山部小学校の試行と研修参加者のスキルアップを目的とした「樹木博士に挑戦」を紹介します。