富良野市博物館
生涯学習センターでは、今秋2組のインターン(職場体験実習)の受け入れを行いました。【樹海中2年生・伊藤柊二さん 10月26日(水)〜27日(木)】 自然関係の活動の編集作業にも興味があるという伊藤さんには、鳥沼公園で行う自然観察会「冬鳥ウォッチング」のしおり作りをしてもらいました。一昨年作った写真主体のものに、最近集計された野鳥調査の結果を組み込んでいく作業です。 そして、鳥沼公園の自然情報を記録する定点撮影や、山部地区文化祭の準備でアリーナにシートを敷く作業も頑張ってくれました。【富良野高校1年・高田龍慈さん&上野凛さん 11月1日(火)〜2日(水)】 こちらのインターンのメインテーマは、夏季特別展で展示した「光るホタル模型」を常設展に移す作業です。台座とホタルの設置は移動するだけの作業ですが、そのままではぼやっと光る様がわからないので、覆いを作りました。 寸法を測り、簡単な設計図を作り、切り抜き、組み立てていくという行程を、試行錯誤しながら行いました。 もう少し工夫を入れて仕上げたかったようで、作業時間が終わったことを告げると少しくやしそうな様子でしたが、なかなかのものができました。 彼らには鳥沼公園の植樹した木々の状況調査、ちょうど開催されている山部地区文化祭の出展作品を展示する作業や、文化祭の受付もしてもらいました。 自然観察会「冬鳥ウォッチング」は来年3月26日に開催します。堅雪の上を歩きながら、伊藤さんが携わって作ったしおりを使って、水鳥や昆虫の冬越しする姿、木々の冬芽や種、動物の足跡など、冬ならではの自然の見どころを探します。 また、高田さんと上野さんのホタル展示は、常設展の3室目に設置されています。どちらもご参加、ご観覧おまちしています。