富良野市博物館
鳥沼公園の自然を調べて・身近な自然に親しむプログラム「鳥沼・生き物調査隊」を実施しました。今回のテーマは昆虫採集と標本作り（と分類！）�〆僚� 二班に分かれて公園内の湿地や林内、草原などで昆虫採集。途中特別なトラップ：（ピットホールトラップ（糖蜜を入れた落とし穴）やＦＩＴトラップ（ビニールを張ってぶつかって落ちた虫を採集・3つ目の写真）、バタフライトラップ（4つ目の写真）もチェック。 最後に見つけた昆虫の種類を点数化して競うので皆張り切りました。�∧�類 まず、見た感じで甲虫の仲間（甲虫目）を選び出しました。さらに図鑑を見たり翅（はね）の数をチェックするなどして分類（〜〜目まで見分けるのを目標に）です。�Ｉ庫楮遒� 発泡スチロールの板に専用の針で昆虫をとめ、足や触角の形を整えます（展足）。チョウ目、トンボ目などは特別な板を使って胴体だけでなく翅を留めないといけません（展翅）。 重要なラベルつけ。撮った場所、日時、人のデータを記録した小さな札を昆虫のわきにつけていきます。この作業をすると、ただの虫コレクションが博物館の標本資料に生まれ変わるのです☆ 全体では鳥沼周辺で8目、湿地林では10目が採集できました。1目10点、1匹1点で計算したランキングでは、谷山岳人くんが116点（7目）で優勝に輝きました（祖母の山口正子さんが標本作成のボランティアをしていた経験を生かした作業の手際の良さも光っていました）。 大きな甲虫やチョウを捕まえるだけでなく、たくさんの種類の昆虫が採集できる鳥沼公園の自然の豊かさも知ってもらえたらよいなと思います。
