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    森林学習プログラム : 9/26 樹海学校7・8年生の森林学習プログラム
    投稿日時: 2023-9-26 19:10:00 (290 ヒット)

    9月26日に樹海学校7・8年生の森林学習プログラムを東京大学北海道演習林の神社山自然観察路で実施しました。

    今回の授業は、北海道教育大学旭川校理科教育教室4年生の清水将さんが担当し、7・8年生5名が参加。清水さんのアイディアを盛り込み、当センタースタッフと一緒に考えたプログラムに挑戦してもらいました。

    事前学習は清水さんがPCを用いて解説。東京大学北海道演習林の天然林の特徴についてお話しした後、プログラム内容とワークシート、注意事項を説明しました。移動のバスの中では、老節布地区の入口付近に広がるストローブマツの人工林を観察し、これから散策する天然林との違いについて学習しました。





    林内では「Mission In Forest」と題したミッションシートに記載の課題をクリアしながら、サポーターと一緒に散策。例えば、「キタコブシの枝の匂いを嗅いでみよう」「シダ植物を探して観察しよう」といった具合。散策の途中では、針葉樹択伐林、広葉樹択伐林、再生林を観察してそれぞれの特徴を学習しました。





    また樹種によって材質が異なることを体感できるように、10種程度の板を持ち比べ、さらに叩いて比重や硬度の違いを学びました。この場所で上を見上げるとコクワの実がたわわになっているのを発見。拾い集めて試食もし、「甘い〜!」と歓声が上がっていました。一方、ゴール手前ではニガキの枝もかじって、苦さも体感。五感をたくさん使って樹木や森林に親しみました。ゴールの東屋に到着後、感想を発表し合い帰路に着きました。











    樹海学校の児童・生徒は、3・4年生のときに年2回、7・8年生でも年2回神社山で体験活動を行うので、在学中に東京大学北海道演習林の森林散策を8回も体験します。樹種もかなり覚え、記憶に残る体験活動になっていることが感じられました。森林学習の前後にアンケートを行い、この活動の効果について評価を行う予定です。

    次回は今シーズン最後の森林学習。樹海学校3・4年生の秋の森林学習です。夏に行ったときの森林とどう違うか、たくさん発見してくれることでしょう。


     
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