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    博物館講座 : 6/11 富良野の自然に親しむ集い 第1回「初夏の雪虫」
    投稿日時: 2022-6-12 12:00:00 (573 ヒット)

     富良野の自然に親しむ会と共催で行っている講座「富良野の自然に親しむ集い」の今年度 第1回を実施しました。
     今回雪虫をテーマとするにあたって、自然写真家の石黒誠さん、石黒さんが雪虫写真を撮って発表する過程で学術的な観点からバックアップした秋元信一さん(北海道大学大学院農学研究科・名誉教授)が講師を引き受けてくれました。

     

     講座の前段で、石黒誠さんが、月間たくさんの不思議「雪虫」(科学絵本)の発刊やNHKの番組「ダーウィンが来た!」で富良野の雪虫を紹介されたときのエピソードや、当時から続く秋元さんと連携した取り組みを紹介しました。

     

     その後、鳥沼会館の中で秋元信一さんによる講演を聞きました。世代によって様々な姿を持ち、寄主となる樹木を季節によって変える不思議な生き方や、もとから知られていた雪虫「トドノネオオワタムシ」とは別の新種雪虫の発見などを語りました。

     

     講演の後は、10人近くもの方が手を挙げて次々と質問。秋元さんは「雪虫の移動距離」「近親交配をさける工夫の有無」「新種”富良野雪虫”の分布地域」などの質問に丁寧に答えていました。

     

     座学の後は外に出て野外観察。折悪しく雨が降り始めましたが、強くならないことを願って、鳥沼公園の一角の植樹地へ繰り出し、ヤチダモの葉裏の「初夏の雪虫」を観察しました。

     

     湿地林内の自生するヤチダモにも雪虫がいます。/ハルニレの木には別のタイプの綿虫がとりつき虫こぶを作ります。

     

     クワガタやケシキスイを見つけたり、オオアカゲラのひなの鳴き声をきいたり。

     

     エゾアカガエルをつかまえたり、ハンノキの葉裏のミドリシジミの幼虫を見たり。
     最後はだいぶ雨が強くなり、足早に会館に戻りました。

     

     閉会後も参加者は石黒誠さんの雪虫撮影用のカメラ・レンズキットや雪虫すごろく(2014年特別展( 石黒誠写真展「雪虫」 )の記念品)、科学絵本「雪虫」を見たり、個々に秋元さんや石黒さんに質問して、好奇心を満たしていました。


     
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