今回は、東大演習林の山部樹木園で開催しました。講師は演習林職員の木村さん(自然に親しむ集い会員)と及川さんでした。
朝9時に集合し、スノーシューを装着したあと林道に入り、動物の痕跡を見つけたり、木々の木材としての性質を学習しながら一時間ほど登りました。その後、道をそれて林内の斜面を下りながら、エゾシカの寝床を観察し、出発地点に戻って終わりとしました。
途中でエゾシカの、怪我をして必死に山を登る姿や、雪に埋もれかけた死骸も目にしました。エゾオオカミがいない今、エゾシカの天敵は冬の寒さと交通事故になっているという解説に、人とシカとの関わりを想起した人も多かったことと思います。
さて、平成24年度「富良野の自然に親しむ集い」は今回が最終回となりました。今年度ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
来年度も、ご参加をお待ちしています。