
8/27 博物館講座プロジェクトO(オオハンゴンソウ)〜花摘みと草木染め〜
掲載日 2022-9-1 0:10:00 | トピック: 博物館講座
| 富良野市博物館では毎年2回、外来植物オオハンゴンソウのことをメインに鳥沼公園の自然環境の保全について考えながら防除活動するワークショップを開催しています。今回は「花摘みと草木染め」を行いました。
最初は公園の入り口で、オオハンゴンソウや秋口の森の植物やきのこを見ながら、これから入る森のことを知っていきます。
 実はオオハンゴンソウの花ってちょっと不思議なんです。つぼみから成熟した花の順に並び替えてみると···下の一列はひらひらの花(舌状花)、真ん中から上は筒状の花で、下の方からだんだん開いていき、一番上が咲く頃には舌状花は落ちた後。
 そしてピーマンみたいな実(オオウバユリ)やまんまるきのこ(キツネノチャブクロ)に触ったり中身を開いて観察。博物館実習生のKさんは、アイヌ文化が専門なので、アイヌの人たちはオオウバユリの実をどう活用するか説明してくれました。 富良野盆地内ではいまや少ないハンノキのこともご紹介(実はこの木の存在が鳥沼公園の自然環境の最大の特色です)。
その後は園内に分け入り、オオハンゴンソウの花を摘みます。実になりタネを散らす前に、花を取り去ってオオハンゴンソウの分布拡大を防ぐのが狙いです。
 バケツと芽切りばさみを手にチョキチョキ。
 カラコギカエデの木に巻き付いて釣り竿のようになったツルの先には、ツルニンジンの紫色の花
 昨年のこの講座のときに植えたハンノキは、だいぶ成長していました。大人の胸くらいの高さになった個体も。数は減りましたが20本くらいは元気です。 →昨年のプロジェクトOの記事はこちらをクリック
 摘んだ花と一緒に記念写真。
このあとは公園の隣の会館で草木染め。今回はあらかじめ採集して乾燥済みのオオハンゴンソウを使いました。
 今回は先媒染というやり方。最初に輪ゴムなどで模様付けの準備をして、水に浸します。次に煮汁に生ミョウバンを入れて15分ほど浸し、最後にすすいで出来上がり。
 講師の小林静子さんが改良を重ねたおかげで、昨年よりずいぶん色の付きの良くなったオオハンゴンソウTシャツができるようになりました。オオアワダチソウのレモン色は相変わらずいい色です。
★企業の地域貢献活動やサークル活動のテーマとして、外来種防除活動はいかがでしょうか?ご興味がありましたら、ぜひお問い合わせください。
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