出前講座「森・ひと・アート 緑の縁プロジェクト(ふらのみらいらぼ)」

掲載日 2019-5-14 18:30:00 | トピック: 教育活動支援(学校など)

富良野市博物館では、地域の自然・文化・考古などに関わる分野でご依頼に応じて講師をお引き受けしています。小学校などの教育機関からご依頼いただくことが多いのですが、一般の方からのご相談にも応じます。

今回ご依頼いただいたのは「ふらのみらいらぼ」さんが今年度実施している「森・ひと・アート 緑の縁プロジェクト」。これは森の中に分け入って、得られたひらめきや感動を形に残すというワークショップです。


森での発見のお手伝いのため、4月27日は文化会館で「富良野の森」をテーマに、富良野盆地の生い立ち(地史)や植生の変遷、近代の人々と森との関わりをお話しし、5月12日には鳥沼公園で湧き水や森の植物を観察して、自然の生き物たちが互いに関わりあって今の姿を見せていることをお伝えしました。


今後、5月28日には鳥沼公園(再度)、6月8日には太陽の里(山部・芦別岳のふもと)の森に分け入ります。太陽の里は鳥沼公園の低湿地の森とは様子が異なり、ミズナラやトドマツが優占する針広混交林です。 ※参考→ http://furano.sub.jp/modules/news/index.php?storytopic=19 
季節も進むので、より鬱蒼とした森の中に分け入ることで新しい発見が生まれそうです。

このプロジェクトには当館だけでなく、写真家の石黒誠さんをはじめ、多くの方が様々な分野の講師として助力されており、進行役のスタッフの方々と共にひらめきや感動を形にするヒントをくれています。この後、参加者の皆さんがどんな作品を作り出していくのかがとても楽しみです。


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