4/19(土) 「春植物しらべ」(鳥沼・生きもの調査隊)を実施しました。

掲載日 2014-4-24 2:00:00 | トピック: 博物館講座

春植物しらべ・・・と言っても鮮やかに咲くのはフクジュソウくらい。
植物がだんだん大きくなったり、花や実をつけていく様子をたどっていくために、今回は芽生えたばかりの草花を観察しました。代わりにカエルの卵やミズバショウなど、春の伊吹きをいろいろ感じることができました。
(今回は写真が多めです。)


何か小さな囲いを作っています。


でき上がったのはこんなもの。春植物を見つけてはこんなことをしました。これは葉っぱが出始めたばかりのレンプクソウ。これから約2週間ごとに葉や花、実の数を数えていきます。


一方、こちらはすでに全盛期のフクジュソウ。


去年から鳥沼公園に立ち始めた妙なぼっこ。日射量(日の当たり方)を調べる装置です。ちょっと見栄えが悪いかもしれませんが・・・写真家の皆様お許し下さい。


ぼっこにはこんな黄色い透明シート。このシートを1週間日に当てて日射量を測定して草花の生育環境を調べます。これも約2週間ごと。


ヤチダモの木の幹で雪虫(秋に飛ぶ雪虫の孫にあたる世代=「幹母」といいます)を捜索中。


エゾアカガエル。声が聞こえるなと思っていましたが、終盤ついに卵を発見。


親もいました。警戒してこちらをうかがっています。


ミズバショウに見守られながらの観察会でした。

次回(5月10日)開催頃にはエゾエンゴサクなどが咲き乱れます。興味を持った方は是非ご参加ください♪


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