富良野市博物館
春植物しらべ・・・と言っても鮮やかに咲くのはフクジュソウくらい。植物がだんだん大きくなったり、花や実をつけていく様子をたどっていくために、今回は芽生えたばかりの草花を観察しました。代わりにカエルの卵やミズバショウなど、春の伊吹きをいろいろ感じることができました。(今回は写真が多めです。)何か小さな囲いを作っています。でき上がったのはこんなもの。春植物を見つけてはこんなことをしました。これは葉っぱが出始めたばかりのレンプクソウ。これから約2週間ごとに葉や花、実の数を数えていきます。一方、こちらはすでに全盛期のフクジュソウ。去年から鳥沼公園に立ち始めた妙なぼっこ。日射量(日の当たり方)を調べる装置です。ちょっと見栄えが悪いかもしれませんが・・・写真家の皆様お許し下さい。ぼっこにはこんな黄色い透明シート。このシートを1週間日に当てて日射量を測定して草花の生育環境を調べます。これも約2週間ごと。ヤチダモの木の幹で雪虫(秋に飛ぶ雪虫の孫にあたる世代=「幹母」といいます)を捜索中。エゾアカガエル。声が聞こえるなと思っていましたが、終盤ついに卵を発見。親もいました。警戒してこちらをうかがっています。ミズバショウに見守られながらの観察会でした。次回(5月10日)開催頃にはエゾエンゴサクなどが咲き乱れます。興味を持った方は是非ご参加ください♪