6/10 オオハンゴンソウ防除活動「プロジェクトO」第1回抜き取り
掲載日 2023-6-15 0:00:00 | トピック: 博物館講座
| 博物館講座「プロジェクトO」は外来植物オオハンゴンソウ(O)の拡大をおさえる取り組みです。毎年6月は開拓以前の湿地林の自然環境が残る鳥沼公園で「抜き取り」作業を第1回として行っています。市内の建設関係企業の互助会であるサンエー会のメンバーと一般参加者合わせ約20人が活動しました。
開会のごあいさつ(サンエービルド工業・浅田社長)
作業の前段として、まず当館職員がハンノキ稚樹を植樹した場所で、市内にわずかしか残されていない開拓以前の姿を残したハンノキ林である鳥沼公園の成り立ち、老齢化しつつあるハンノキ林相や湿地林の乾燥化状況を解説します。さらに講師の斎藤和範さん(札幌大学博物館学担当講師)が抜き取りの仕方を説明し、作業にかかりました。
公園(西側エリア)南東部
公園(西側エリア)北西部
抜き取った個体
道庁の高橋克巳さん(上川総合振興局・環境生活部自然環境課)より活動の振り返り
アズマヒキガエルなど国内外来種も含め、外来種問題についても解説
今年が14年目の活動になりました。継続して活動にご協力いただいているサンエー会や参加者の皆さんには感謝の言葉もありません。これからも市民の皆さんとともに、市内の自然環境の調査・環境保全環境に取り組んでいきたいと思います。
第2回の活動(博物館単独事業)は花の摘み取りとオオハンゴンソウ(ほか)を用いた草木染めで、8月27日(土)に実施予定です。ご参加お待ちしています。
※昨年のプロジェクト「O」花摘み&草木染め のようす 内容は コチラ
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