「浮世絵」(コラム 博物館の昔のどうぐ)

掲載日 2023-1-31 16:40:00 | トピック: 読みもの・コラム

(21)浮世絵

 先日テレビを見ていたら、浮世絵の特集が放映されていました。博物館にもある!と見入ってしまいました。江戸時代、浮世絵は手軽に手に入る庶民の娯楽でブームになったようです。一枚の絵を作る行程は分業制で、企画や販売をする版元と呼ばれる人が絵師に絵を依頼し、出来た絵は彫師にわたって製作され、次に摺り師が印刷を手掛けたそうです。当時の人がこれほどの作品を作っていたかと思うと、彼らの技術に圧倒されます。また、今も伝統を継承しようと活動している人たちがいて、素晴らしい技術を伝えて残していることに嬉しくなりました。



美術284「浮世絵(婦女十相)」


美術283-5「浮世絵(冨獄三十六景)」


美術283-2「浮世絵(冨獄三十六景)」


美術283-1「浮世絵(冨獄三十六景)」





※この記事はクマゲラ通信2月号に掲載しました。


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