「二重マント」(コラム 博物館の昔のどうぐ)

掲載日 2022-12-6 16:00:00 | トピック: 読みもの・コラム

(19)二重マント

 ポルトガル人により伝来。色は黒・紺で、とても生地が厚く重たいです。半円形のマントを和服用に改良したもので、マントの下に袖はなく、和服の袖が邪魔にならずに実用性が高かったものらしいです。
 現代の「軽くて暖かい」衣料とは違い、とても重く、固く、肩こりをしそうな品物ですが、きっと高価で1枚を大事に使用していたんだと思いながら登録しました。二重マントのほかに、トンビ、インバネスコートなどとも呼ばれていたそうです。



生活401「二重マント」


※この記事はクマゲラ通信12月号に掲載しました。


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