森林学習サポーター認定研修実施中!

掲載日 2022-6-7 19:00:00 | トピック: 森林学習プログラム

ただいま、2022年の森林学習サポーター認定研修を実施中です。

初日の4月28日にはオリエンテーリングで取り組みの内容などを説明した後、富良野演劇工場の大田工場長による「コミュニケーション研修」を実施しました。初めまして!の人がほとんどでしたが、グループに分かれて、和気あいあいとゲーム形式の研修で楽しみながらコミュニケーションを深めました。



2日目の5月13日は午前午後とも安全管理を目的とした研修で、午前はどんころ野外学校・新野和也講師の「リスクマネジメント研修」、午後は富良野消防署の「普通救急講習」を同山部出張所にお邪魔して受講しました。楽しく活動するためには準備や予測が大切。1日かけて、その大切さを、学びました。







最終日は、午前に東京大学北海道演習林の鈴木助教による座学を同演習林事務所で、また野外研修を東山地区に位置する神社山自然観察路で実施しました。午前は樹木の構造と分布、植生帯と環境、天然林の動きと構造、森林の機能と生態系サービス、天然林の木材生産等について解説いただき、富良野地方の樹木と針広混交林の特徴や北海道演習林が取り組む林分施業法による森づくりについて学びました。




午後は、午前で学んだことを実際に現場で観察し、樹木と森林の構造、樹種ごとの特徴などについて振り返りました。胸高直径が1.2mを超えるミズナラの大木をはじめ、多種の樹木に触れ、においを嗅ぎ、五感で体感してきました。ちょうど春から初夏に移行する草花のシーズンでもあり、マイヅルソウやコンロンソウ、ズダヤクシュ、サイハイランなどの草花も楽しむことができました。


























今後、研修生は市内小中学校の森林学習に参加体験し、子どもたちと一緒に森の中で活動の予定です。


富良野市博物館にて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://furano.sub.jp

このニュース記事が掲載されているURL:
http://furano.sub.jp/modules/news/article.php?storyid=565