5/14・5/21開催「知ろう、語ろう、昔のどうぐ」
掲載日 2022-5-22 0:00:00 | トピック: 博物館講座
| 富良野市博物館では2019年から未登録の収蔵資料の整理と登録を行っています。今回、その一部を用いて昔の暮らしや郷土の歴史を振り返る講座を2回にわたって開催しました。
第1回(5/14 富良野文化会館ロビー)
テーマは生活、産業、商店、玩具など様々。レコードも好みのものを選んで流してもらいました。
第2回(5/21 富良野市博物館ロビー) 矢立て
電話や保留用オルゴール、連絡先簿
学校の備品やお店の道具/水車 矢立てはとても便利な筆入れ。商店の番頭さんがこれをたもとに入れて集金に回る姿が目に浮かびます。ダイヤル式電話機の付属品の連絡先簿は目当ての連絡先がすぐに探し出せる優れもの。 途中、当館の車庫に収納している山部地域の澱粉工場の水車も見学しました。
不明点のある資料・伝統的な遊び 記録が少ないため、用途や名前がわからない資料もあります。実は、多くの人に見てもらってこれらのことを調べるのもこの講座の目的の一つでした。おかげで玉型(弾丸作りの道具)や砥石などいくつかの道具の名前と用途が判明しました。
おもちゃ・修理の様子 めんこなど、おもちゃや遊びも人気のテーマでした。中でも競馬ゲームは抜きつ抜かれつで大盛り上がり。 ところで、壊れて動かなかったこのゲームを直してくれたのはいつも学芸員の隣りの席に座っている同僚の職員さん。他の壊れたおもちゃのモーターと交換するなど苦労してくださり頭が下がります。修理中、磁石が配置されている中の構造を見て動きの仕組みに驚かされました。
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