5/7 太陽の里・沢コース整備

掲載日 2022-5-8 0:00:00 | トピック: 太陽の里ふれあいの森

 太陽の里・ふれあいの森は「遊々の森」の制度にのっとり林野庁と協定を結び、市民の憩いの森として活用している山部自然公園の国有林です。


 林内の散策路・沢コースでは、冬の間に危険木、落枝、崩れた道が多数生じます。今回、林野庁の担当者の方とボランティアの方々に協力いただき、総勢6人で整備作業を行いました。

 
散策路にかかる枯損木の撤去

 
沢の渡渉部やその周辺の足場づくり

 

 一番問題となるのは古くなった木立が倒れてくることです。左の写真のケヤマハンノキのような枯損木は、専門業者の方に後日伐倒してもらい、右の写真のトドマツは、伐倒の困難さも考慮して、注意喚起看板をつけることにしました。

 この伐倒作業が終われば、今年も沢コースを安全に利用いただけます。といってもここも芦別岳山麓の山の中、凹凸は多く柵のない道のわきは急傾斜となり、落枝の心配がなくなることはありません。ヒグマの動向にも気を配りながら心してご利用ください。

 最後に、2014年に切断した木の断面の様子を紹介します。当時フクロウの顔のようだねと親しんでいました。

2014年

2019年

今年(2022年)

 初めはぱっちりと目を見開いていたフクロウはやがてまぶしそうに目を閉じ、今回は鼻やひたいのあたりにおしゃれな苔をまとっていました。


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