故・小野州一さんの絵「虹」が富良野のアトリエに還ってきました。

掲載日 2021-7-1 16:00:00 | トピック: 博物館活動

富良野ゆかりの画家の代表格である故・小野州一さん。
小樽の美術館で展示されていた絵画「虹」が美術館の閉館に伴い、アトリエを管理されている妻・恵津子さんの元に帰ってきました。これは、凸版印刷株式会社様の仲介により所有者のホクレン農業協同組合連合会様のご厚意で実現したものです。先日当館に配送され、6月24日にアトリエにお届けしました。


「虹」は2000年のホクレンカレンダーに掲載する目的で製作依頼された作品の一つで、摩周湖畔で描かれました。最晩年の体調を崩されていた中で制作したとのことで、恵津子さんも作品をじっと見つめ、とても思い入れを感じているようでした。アトリエにはこのカレンダーの原画としてはもう一点、「バラ色の空」が収蔵されています。
 

今後、当館で展示させていただく機会がありましたら、ぜひご観覧ください。


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