6/1森林学習ワークショップ(森林学習サポーター認定研修)

掲載日 2019-6-4 16:50:00 | トピック: 森林学習プログラム

6月1日(土)9:30〜11:30まで、東京大学北海道演習林・神社山自然観察路で中学生向けのプログラム「森林の成り立ち」を研修生と認定サポーターが体験・学習しました。今回のワークショップの狙いは、サポーターの役割と活動内容を学ぶこと、さらには樹木に触れ、樹種の特徴を覚えることです。

認定研修は今年で2年目ですが、昨年の反省を生かして、今回のようなワークショップを初めて導入してみました。

「森林の成り立ち」は樹木調査から具体的に森林の様子を明らかにする調査プログラムです。参加者を指導するサポーター役と生徒役に分けて実施してみました。

歩道脇の幅2m×長さ30m区域内の樹木の種名をオリジナルの図鑑で調べ、さらにサイズ(胸高直径)を計測してワークシートに記録、樹木の分布の様子などもよく観察して、調べた区域の林の特徴をまとめます。例えば、樹種の偏り、稚樹や太い木の多少、分布の粗密などです。調査区域は2地点設定してあり、両地点を調査した上でその結果を比較し、天然林とはどのような森林であるか、グループで議論しながらまとめて、最後に発表します。

今回、初めての試みでしたが、実際に自ら体験することで、学習が深まり、様々な気づきが生まれたのではないでしょうか。来年度以降の認定研修にもぜひ取り入れていきたいと思いました。




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