星空観察会を開催しました。

掲載日 2012-8-14 10:30:00 | トピック: 博物館講座

 富良野の自然に親しむ集い第4回「真夏の天体ショー・ペルセウス座流星群と星座」を8月12日(日)に開催しました。直前まで空に雲がかかり、開催があやぶまれましたが、開始時刻の8時頃には星空が見えてきたため実施することができました。ただし、室内での解説は中止し、最初から最後まで寝転がって視界いっぱいの星空を楽しみました。

 講師の井口和信さん(自然に親しむ集い代表)から、夏の大三角など星座や代表的な星々の配置を教わったり、天体望遠鏡で白鳥座の二連星「アルビレオ」など肉眼では見えにくい星々を見せてもらったりしながら、流れ星を待ち構えます。
 皆さんいつも上ばかり見ているわけではないので、誰かの「流れた!」と言う声に急いで上を見上げても、間に合わずがっかり(見えるのはどや顔だけ?)ということもしばしば。でも9時過ぎに見られた大きな流れ星は2秒近くも光り続け、こればかりは人に言われてから見上げても間に合ったんじゃないかと思います。そんな風に見えた見えないのとやきもきしましたが、終わってみれば、皆さん大体5〜6個の流れ星が見られました(多い人は9つも!)。

 さて、最も見られるとき(極大)は終わりましたが、極大の前後1週間くらいは1時間に10個ほど見られます(だんだん減りますが最終的には8月20日頃まで見られます)。皆さんも天気のいい夜は街灯の少ない公園などに出て空を眺めてみてはいかがでしょうか?


 今回は実施できるかの判断が難しく、申し込みいただいた方々には何度も連絡することになってしまい、最終的には近郊の方だけなんとか来ていただいて開催するという形になりました。ご迷惑をおかけしまし、まことに申し訳ありませんでした。実はこの観察会、これまでの6年間で3勝(晴)3敗(曇または雨)と、非常にシビアな確率となっています。明年も開催する予定ですので、ぜひ共に晴天を祈ってご参加いただければと思います。


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