ホタル学習会を開催します

掲載日 2009-1-24 13:30:00 | トピック: 講座の募集・実施要項

 日本では古くから夏の風物詩として親しまれ、環境のシンボルともなってきたホタル。水田を取り巻く人里に適応し繁栄してきましたが、高度成長期以降の生息環境の悪化によりその数は減少しています。
そのような中、ホタルの養殖・放流活動が各地でさかんに行われるようになりましたが、一方で生態系、生物多様性、外来種などの課題が提起されています。
 そこで、ホタルとはそもそもどんな生き物なのか、自然と人とはどのように共存していくべきなのかを、富良野に生息するヘイケボタルをとおして市民の皆さんと学習し、私たちの周りのさまざまな環境に思いを馳せる機会にしたいと思います。将来を担う子どもたちもぜひ聴いてほしい講演です。
 講師の斎藤さんは、博物館講座「ふらのザリガニ探検隊」でも指導いただいているフリーの学芸員で、水生生物をはじめ自然環境学、生物学の専門家です。生物の持ち込みによる生態系の撹乱など、人間活動が自然に与える影響も取り上げ、ホタルの生態から人と自然の関わり方までトータルにお話をしていただきます。


博物館自然講演会 「知ってる?ホタルのこと」
と き 平成21年2月27日(金) 18時00分〜20時00分
ところ 生涯学習センター(富良野市山部東21線12番地)
講 師 斎藤和範さん(北海道教育大学旭川校非常勤講師・ザリガニ探偵団主宰)
参加料 無料
定 員 40名
申込み 2月21日(土)までに生涯学習センターへ(電話42−2407)
内 容 ホタルはどんなところにすんでいるの?えさは何を食べているの?富良野で見られるホタルの種類は?生態系の一員としてのホタルをとおして、自然とのつきあい方を考えます。


チラシはこちらから↓



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