アズマヒキガエルはもともと北海道に生息していない国内外来種であり、近年道内各地で見られるようになりました。侵入すると周辺の自然環境を改変してしまう恐れがあります。富良野地域には旭川方面から南下してきた個体が入りつつあり、上富良野町、中富良野町ではすでに確認されていることから、富良野市内にもすでに入りこんでいる可能性があります。
情報を集め生息地域を把握し、今後の対策に活用していきたいと思いますので、ご協力をお願いいたします。
アズマヒキガエル
(函館山の個体 ※提供:斎藤和範さん)【アズマヒキガエルの特徴】※北海道生活環境部自然環境課ウェブサイトより抜粋
1、成体の体長
43-162mm(在来種エゾアカガエル<46-72mm>よりもかなり大きい)
※北海道に生息する在来のカエル類は他にアマガエル<約40mm>がある。
2,生息環境
平地から山林の森林、開けた農地
3,習性など
成体は動きが遅く、跳ねて移動することはまれ。オスは黄褐色、メスは赤褐色で、繁殖期のオスは黄色みが強い。
4,繁殖期など
4月末~5月/産卵場所となる池や湿地、排水溝などの水たまりに移動し、集団でひも状の卵の塊を産む。繁殖期のみ「クックッ・・・」と小さい声で鳴く。
連絡先
◆電話:0167(42)2407
◆メールアドレス:
shogai-center@city.furano.hokkaido.jp