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調査と事業の報告 : 9/21レトロ建築めぐり〜ふらの農業のレガシーを巡る〜
投稿日時: 2019-9-22 21:40:00 (475 ヒット)

富良野市の農業にまつわる遺産をバスで巡るツアーを9月21日に開催しました。見学したのは農家住宅や倉庫をはじめ、頭首工や排水溝、温水ため池などです。マイクロバス定員の22名の市民が参加しました。













富良野原野の開発が始まったのは明治30年のこと。殖民区画の設定にしたがって、開拓入植が始まります。しかし条件の悪い土地の開拓は困難を極めました。富良野市北部から中富良野町にかけて広がる泥炭地はその最たるもの。この不毛の泥炭地を耕地化しさらに水田にして入植者たちの収入を安定化しようと構想したのが、兜谷徳平でした。今回のツアーでは、現在も遺されている農業遺産、中央大排水溝や頭首工跡地などを巡りながら、現在の富良野盆地の農村景観がどのように出来上がったのか学ぶことを目的に、徳平の功績を中心に据えながら各地を巡りました。














まずは市街地の大正・昭和期の馬鈴薯倉庫を見学、その後兜谷徳平が排水路事業の実現のため、道庁長官を説得・案内した長官山(清水山)から富良野盆地を眺望。中富良野町の農家住宅の外観を眺めながら、明治・大正・昭和初期の農家住宅の間取りの一般的な移り変わりを解説、大正8年に掘削・竣工した中央大排水溝、5線北9号のヌッカクシ富良野川とデポツナイ川合流部を見学しました。その後、富良野土地改良区の職員さんに特別にご案内いただいて、空知川頭首工を見学、その構造や役割と歴史を学びました。さらに山部地域の用水路や温水ため池を見学、最後に中五区にある札幌農学校第八農場の成墾記念碑(市指定文化財)と天満宮を見学してツアーを終了しました。身近にはあるけれども、行ったことも見たこともない、ふらの農業のあゆみにまつわる数々の遺産を見学・学習することができました。














来年は鉄道や交通・輸送にまつわる遺産を巡る予定です。

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