富良野市博物館
富良野の自然に親しむ集い 第4回 「秋の高山植物 〜望岳台をめぐる〜」 19名の方に集まっていただいた今回の観察会は、早朝に文化会館前に集合しバスに乗車、講師から十勝岳の噴火の話などを聞きながら望岳台へ向かいました。8時過ぎに歩き始め、石のごろごろしたガレ場や、高山に多いミヤマハンノキやハイマツ、エゾマツなどの樹木の中を進んでいきました。 噴火口や火山砕石物、高山植物や様々なチョウの幼虫などを、木村徳志さんはじめ「集い」のメンバーの解説も聞きながら楽しく観察しました。ナキウサギは序盤の観察スポットで声や痕跡は確認したものの、姿は見れませんでしたが、最後に思いがけず見ることができました。一番の満足が得られたシーンでした。 最後は「望岳台」の木板の前で集合写真を撮りました。高地の肌寒さがありましたが、楽しい観察会になったかと思います。参加くださった皆さんありがとうございました。 以下は、その他の見どころです。 噴煙上がる十勝岳噴火口 スフリ(火山灰のかたまり) ハイマツの種 ナキウサギの糞 エゾオヤマノリンドウ クマイザサの葉をまるめているコチャバネセセリ オオバスノキの紅葉 イワブクロ(花の後) イソツツジのたね(裂開前と裂開後) ウコンウツギの葉を食べるイチモンジチョウ ヤマハハコ 散策の様子