富良野市博物館
◆まずは前回に引き続き「春植物しらべ」。3つの班に分かれて作業しました。 前回の記事で紹介したレンプクソウの区画はこんな感じ。ヤブニンジンなど他の草が目立っていますが、前回は12個体だった葉っぱだけのものが16個体になり、花が咲いたものも一つありました。 そして前回、キクザキイチゲかニリンソウ?と予想して設置した区画は・・・・ おわかりでしょうか?かの有名な毒草トリカブトが生い茂っています。恥ずかしながら見事に間違えました。学芸員でも間違える!山菜のニリンソウ採りの際はくれぐれも気をつけて!(照れ隠し)◆今回のメインテーマ「草花マップづくり」。こちらも同じ班分けで道の両側を見ながら白地図に「ミズバショウ」「クマイザサ」などと記入していきました。 出来上がりはこんな感じです。◆前回と同じく日射量調査のシート設置。◆自然観察。ユリ科のアマドコロ。「ところ」は「イモ」という意味なので根っこを味見してみると、本当にほんのり甘味がありました。◆オオウバユリの根っこを掘りだして大きさ比べ。 右から葉っぱが少ない順に並べてみました。右ほど若い個体です。根っこがだんだん大きくなってきていて、毎年だんだん栄養を蓄える様子がわかります。一番左はつぼみをつけたもの(おそらく6歳以上)ですが、この個体はそのために栄養を使ってしまったらしく、大きいだけで中身はスカスカな根っこでした。 次回の講座(昆虫採集=ベイトトラップ)は8月2日とお伝えしましたが、諸事情により8月9日に変更となる見こみです。ご容赦ください。